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ビットコインが来年1月にまた分裂?関係者の利得や主導権争いの側面も

本日2017年11月20日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
16時頃のビットコイン価格は、893,000円前後(時価総額:約14.91兆円)です。

ビットコインキャッシュへの乗換取引で、11月9日〜12日に20万円以上暴落したビットコインですが、先週1週間でV字回復して11月17日午前には史上最高値を更新する91万円台まで上昇しました。
ビットコインキャッシュは、ビットコインとは逆に11月17日午前に10万円を割れる場面もありましたが、持ち直して13万円台を中心に推移しています。

ビットコインの時価総額は約15兆円に達し、仮想通貨全体では26兆円を超えており、マーケットへの資金流入は着実に増えてきている印象です。

一方、またもやビットコインの分裂についての話が聞こえて始めておりますので、本日の記事ではその辺りを取り上げたいと思います。

 

【1】ビットコインキャッシュプラスが1月2日誕生?日経が報じるも微妙な情勢

11月16日、日経新聞が来年1月2日にビットコインがまた分裂して、ビットコインキャッシュプラス(BCP)が誕生する見通しであると報じました。
この報道でビットコインが一段高となった感があります。

ビットコインキャッシュプラスはブロックサイズを8MBに拡張した上、一部のマイニング業者が独占しづらくなるアルゴリズム(Equihash)を導入する等の特徴を持つと言われています。

一方、今のところ誰が主導しているプロジェクトなのかもはっきりせず、アイディアだけが先行しているだけで本当に実行されるのか疑問視されています。

ビットコインSegwit2xの話は一旦流れましたが、関係者の利得や主導権争いなどを背景に、分裂騒ぎは今後も定期的に起きそうな雰囲気です。

www.nikkei.com

 

【2】10月に分裂誕生したビットコインゴールドのその後

国内ではビットコイン保有者への付与も取引もまだ行なわれていませんが、海外の一部取引所では既にビットコインゴールドの取引がスタートしており、本日現在で2.5万円前後の値を付けています。

YoBit.Net - Bitcoin Gold (BTG) Exchange

11月13日にはビットコインゴールドが実際にリリースされたと伝えられたものの、実情は見えづらいままです。

 

ビットコインゴールドについては、開発陣が先にコインを得ているのではという疑惑が以前からありましたが、これに対して発表された公式声明によると、やはり10万コイン(現在の時価で約25億円相当)を得ていた模様です。

これらは主に、今後の開発・運営資金に充てられるとの説明ですが、この種の利益を得るために分裂ブームが起きている側面は否定できません。

jp.cointelegraph.com

 

本日、こちらからは以上です。

 

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。