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米Yahoo!が仮想通貨を主要メニューに昇格|LINEは独自コインを配布開始

本日2018年9月5日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は、820,000円前後(時価総額:約14.14兆円)です。

昨日の同時刻帯より1万円ほど高い水準です。
徐々に下値を切り上げて、再び上昇し始めてきました。

本日の記事では、米Yahoo!ファイナンスが仮想通貨をメインカテゴリの一つに昇格させたニュースと、LINEが配布を開始した独自コイン「LINK(リンク)」について取り上げたいと思います。

 

【1】米Yahoo!ファイナンス、仮想通貨をメインカテゴリの一つに

世界有数のアクセス数を誇る人気サイト、米Yahoo!ファイナンスのメインカテゴリの一つとして、仮想通貨(Cryptocurrencies)が追加されました。

仮想通貨に関する様々なニュース記事や動画、また仮想通貨情報サイトCrypto Compareのデータを用いて112種類の仮想通貨のドル建て価格を掲載するなど、力が入っています。

米Yahoo!ファイナンス|仮想通貨(Cryptocurrencies)

coinpost.jp

 

8月30日に報じられた仮想通貨の売買機能については、当面iOSアプリのみの対応となるようですが、Androidやデスクトップ版についても準備を進めている模様です。

今後コンテンツが更に充実していけば、これまで仮想通貨を取引していなかった層や取引から離れている投資家層の関心を引くことが期待できそうです。

jp.cointelegraph.com

 

【2】LINEが独自コイン「LINK」の配布を開始、9月には自社上場予定

7月から規制が厳しい日米を除く各国で、仮想通貨取引所事業「BITBOX」を開始したLINEは4日、同社の独自コイン「LINK(リンク)」の配布を開始すると発表しました。

プレスリリースによれば、コイン発行に際してICOで資金を調達する予定はなく、同社グループの様々なサービスを利用することによって受け取ることができるようです。
まずは「BITBOX」利用者に対して取引量の0.1%をLINKコインで還元するとしています。

9月にはLINKを自社取引所に上場させ、他の仮想通貨との交換取引が可能となる計画で、同社ではLINKの価値を最低5ドルと見込んでいる模様です。

fnnews.jp

 

このLINKは合計10億コイン発行される仕組みで、うち8億コインをユーザーに無償発行し、グループ内の決済通貨として普及させる狙いがあると同時に、2億コインはLINE側に留保されるため、自社取引所に上場して1コイン5ドルの値が付くのであれば、10億ドルの価値を生み出せるという計算でしょうか。

一方、仮想通貨交換業ライセンスを取得していない日本では、他の仮想通貨との交換に応じられない仮想通貨LINKではなく、代わりにLINKポイントを発行し、既存のLINEポイントとの交換(1ポイント=1円)とするようです。

仮想通貨LINKを9月に自社上場させて目論見通り5ドル以上の価値をキープできるかが、最初の関門となりそうです。

thebridge.jp

 

本日、こちらからは以上です。

 

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。