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米コインベースがUSDコインを取扱開始|ソニー開発のICカード型ウォレット

本日2018年10月24日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は721,000円前後(時価総額:約12.50兆円)です。

昨日の同時刻帯とほぼ変わらない水準です。
値動きが乏しい状況が続いています。

本日の記事では、米Circle社のステーブルコイン「USDコイン(USDC)」の取扱を発表した米コインベースの動きと、非接触ICカード型の仮想通貨ハードウォレット技術を開発したソニーが示すハードウォレットの未来像について取り上げたいと思います。

 

【1】米コインベース、Circle社開発ステーブルコインの上場を発表

米国最大の仮想通貨事業者コインベースが、モバイル決済サービスを手掛ける米Circle社が提供するステーブルコイン「USDコイン(USDC)」の取扱を開始すると発表しました。

米Circle社がUSDコインの提供を開始した先月、米Circle社傘下の取引所Poloniexの他、コインベースやフォビ、OKExなど世界最大級の取引所で利用可能になる予定と発表していました。

コインベースがステーブルコインを取り扱うのは初めてで、取引プラットフォームとしての規模はもちろんながら、NY州の仮想通貨事業免許を持ち、堅い運営体制で知られる同社の審査を通過した事実は、香港Tether社が発行するテザー(USDT)のシェアを奪うべく次々と開発されている他の新興ステーブルコインとの競争に有利に働きそうです。

jp.cointelegraph.com

 

【2】ソニー、非接触ICカード型の仮想通貨ハードウォレット技術を開発

ソニーコンピュータサイエンス研究所は、非接触ICカード型の仮想通貨ハードウォレット技術を開発したことを発表しました。

仮想通貨の事実上の所有権を示す秘密鍵を専用機器に保管するハードウォレットは、オンラインサービス上に保管する方法と比べて安全性は高いものの、パソコンとUSBで接続する専用機器が主流で、一定のサイズや1万円程度の購入費が必要です。

また、安全性を高めたりバックアップを取るための初期設定が少々複雑なこともあり、幅広い層に普及するには至っていませんでした。

ソニーのICカード技術FeliCaは、SuicaやPasmoなどで幅広く利用されており、それらと同様、財布のカード入れにすっきり収まり、簡便に利用できるハードウォレットが実用化・普及すれば、ユーザーの利便性や安全性は飛躍的に高まりそうです。

japan.cnet.com

 

本日、こちらからは以上です。

 

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。