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10才の誕生日を迎えるビットコイン|米コインベースが取扱通貨の大幅拡充へ

本日2018年10月31日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は709,000円前後(時価総額:約12.30兆円)です。

昨日の同時刻帯とほぼ変わらない水準です。
6,300ドル台での小動きが続いています。

本日の記事では、本日10才の誕生日を迎えるビットコインと、3億ドルを資金調達し、取扱仮想通貨の大幅拡充を示唆した米コインベースの動きを取り上げたいと思います。

 

【1】本日10月31日、10才の誕生日を迎えるビットコイン

いまだ正体不明のSatoshi Nakamotoと名乗る人物が2008年10月31日にインターネット上に投稿した論文によってビットコインは提唱されました。

そこから起算すれば本日、ビットコインは10才の誕生日を迎えることになります。
(最初のブロックが生成され、ビットコインが発行されたのは翌2009年1月3日)

これまで度々、冷たい視線や存続・分裂の危機に晒されてきたビットコインですが、ビットコインを追う形で今では3,000を超えるとされる仮想通貨が生み出されベンチャー企業だけではなく多くの大手IT企業や金融機関が仮想通貨関連ビジネスの主導権を握ろうと様々な事業活動を行なうまでに至っており、規制・育成の違いはあれど各国政府からも高い関心を持たれる存在となりました。

相場面では2017年12月にピークを付けた後、低迷していますが、1年前の2017年10月31日は6,400ドル前後と現在とほぼ同水準で推移しており、多くの初心者投資家を巻き込んだ熱狂が収まったことで往って来い相場となり、本来の水準に戻っただけと見ることもできそうです。

昨年は年末に向けビットコイン先物の上場予定発表や、ビットコインの分裂による新コイン付与などの強い買い材料が相次ぎ、12月には20,000ドル超の史上最高値を記録する展開となりました。

今年は2018年最大の材料と期待されたビットコインETFの上場承認にいまだ進展はなく、火が付かない状態が続いていますが、機関投資家を呼び込むためのカストディや保険などの周辺サービスは米国を中心に充実してきており、12月にはNY証券取引所の親会社ICEが立ち上げた仮想通貨取引所バックトが保管・清算業務を整備したビットコイン先物取引を開始する予定もあることから、何かのきっかけで一気に動意付くとみる見方が広がりつつあります。

jp.cointelegraph.com

 

【2】米コインベースが3億ドルを調達、取扱仮想通貨の大幅拡充を示唆

米国最大の仮想通貨事業者コインベースが、大手ヘッジファンド等から総額3億ドルを資金調達したことが明らかとなりました。
企業評価額は80億ドルで、噂されているIPO前の最後の資金調達となりそうです。

コインベースは調達資金の用途として、国際進出、仮想通貨ペアの迅速な追加、仮想通貨実用性の向上、業界への企業進出促進を挙げています。

国際進出面では2019年中に金融庁の登録を受けて日本で営業を開始する意欲を示しており、実現すれば国内の業界勢力図が大きく変わりそうです。

また、現在わずか6種類と厳選されている取扱仮想通貨について、「取扱可能な仮想通貨が数百あり、将来的には数千もの通貨ペアをサポートしたい」と大幅拡充を示唆したことが注目されており、特に時価総額が相対的に低い仮想通貨の上場が発表された場合、アルトコイン市場に多大なインパクトを与えることになりそうです。

coinpost.jp

 

本日、こちらからは以上です。

 

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。