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ビットコインが1時間で20%超の急騰、ついに春が到来か?

本日2019年4月3日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は562,000円前後(時価総額:約9.90兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて約100,000円高い水準です。
特段の新規材料は伝わっていないものの、ビットコインは日本時間2日の昼過ぎに買いが強まると、ロスカットを巻き込みながらわずか1時間で20%を超える上昇を記録。一時5,106ドル(Bitfinexレート)と、昨年11月20日以来の高値を付けました。

本日の記事では、久しぶりの急騰を見せた昨日のビットコインの動きを取り上げたいと思います。

 

【1】ビットコインが1時間で20%超の急騰、ついに春が到来か?

昨日の仮想通貨市場は、久しぶりにビットコインが大幅な上昇を見せたことで沸き立ちました。

ここ最近の流れを引き継ぎ、日本時間2日もビットコインは朝方から狭い値幅での動きが続いていましたが、13時半頃になると相場が一変。ビットコイン価格は4,200ドル台からわずか1時間ほどで20%を超える急騰を見せ、一時5,106ドルを付けました。

力強いビットコインの上昇に連れる形で、アルトコイン相場も全般的に大幅な上昇を見せるなど、市場に明るいムードが広がっており、3日午前の時点でもビットコインは5,000ドル付近で底堅い動きが続いています。

今回の上昇相場については、長期の下落相場の中で形成されたレジスタンスラインや、ここ数ヵ月の抵抗帯となっていた4,200ドル~4,300ドルのポイントなど、重要な節目に接近していた中、世界的な金融緩和路線の継続によるリスク選好ムードなどを追い風に買いが強まり、大量のロスカットを巻き込みながら上げ幅を拡大したという見方が多いようです。

特に、ロスカットのボリュームは凄まじかったようで、100倍までのレバレッジ取引ができる香港の大手仮想通貨取引所Bitmex(ビットメックス)では、1,000万ドル規模のロスカットが連続して発生し、合計で10万BTC(約500億円)を超えるロスカットが確認されたといいます。

今回の急騰によって、長い下落相場の中で抵抗線として意識されてきた200日移動平均線を上抜けしたことで、いよいよ春が訪れるのではないかとの期待もにわかに高まっています。

一方で、過度に悲観的なポジションは一掃された感はあるものの、機関投資家の参入や実需の拡大といった動きは見られておらず、冷静に見るべきとの声も多くあります。

200日移動平均線をサポートに明確な上昇トレンドに転換できるのか、それともだまし上げに終わってしまうのか、今後しばらくその動きを注視したいところです。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

 

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。