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スイスの国営銀行、仮想通貨関連サービスの提供を計画|ビットコイン取引高、bitFlyerが世界一に

本日2020年8月5日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は1,182,000円前後(時価総額:約21.80兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて約15,000円安い水準です。
急騰の流れが一服したビットコインは、11,200ドル付近でやや上値の重さが目立っています。

本日の記事では、スイス国営銀行による仮想通貨関連サービスの提供計画や、bitFlyerのビットコイン取引高が一時、世界一になったとの話題を取り上げたいと思います。

 

【1】スイスの国営銀行、仮想通貨関連サービスの提供を計画

スイスの現地メディアFinewsはこのほど、国営銀行であるBasler Kantonalbank(BKB、バーゼル州立銀行)が仮想通貨関連サービスの提供を計画していると報じました。

報道によると、BKBは子会社のBank Clerを通じ、顧客に仮想通貨の取引やカストディのサービスを提供する考えで、現在サービスの構築に取り組んでいるようです。

BKBの広報担当者は、仮想通貨メディアCointelegraphのインタビューに対し、若年層を中心に仮想通貨関連サービスへの需要が高まっていることが計画開始の理由だと説明。一方で、計画はまだ初期段階であり、サービスのローンチ予定日や、具体的な取り扱い銘柄などはまだ固まっていないともしています。

スイスは仮想通貨に寛容な“仮想通貨先進国”として知られており、金融の中心地チューリッヒと隣接するツークは、仮想通貨やブロックチェーン関連のスタートアップが800社以上集まることから「クリプトバレー」と呼ばれています。

スイスではこれまで、複数の大手商業銀行やプライベートバンクが仮想通貨関連サービスの提供を開始し、2019年11月には世界初となる「仮想通貨銀行」も開業。一方で、国営銀行が仮想通貨関連サービスを提供するのは初めてだといい、仮想通貨業界におけるスイスの存在感はさらに高まりそうです。

jp.cointelegraph.com

【2】ビットコイン取引高、bitFlyerが世界一に

日本の大手仮想通貨取引所bitFlyerは4日、仮想通貨データサイトCoinhillsのデータを引用し、8月3日16時14分~同4日16時14分までの24時間におけるビットコイン取引高が世界一になったことを、公式Twitterで報告しました。

Coinhillsのデータによると、該当時点のbitFlyerの24時間取引高は145,476BTCで、世界全体のシェアの8.16%を獲得。以下、BitMEXが2位(134,727BTC)、OKEx(128,179BTC)が3位、CoinWが4位(113,091BTC)、ByBitが5位(109,653BTC)と、多くの国で取引環境を提供している国際的な取引所が続いています。

bitFlyerは2017年の仮想通貨バブル期にはビットコイン取引高が世界一を記録することも珍しくありませんでしたが、その後はバブル崩壊による日本国内での仮想通貨への関心の低下や、取引所の増加などもあり、国際的な存在感は低下していました。

一時的ではあるもののbitFlyerが世界一を奪還したことは、相場が高騰する中で再びビットコインをはじめとする仮想通貨市場に関心を持つ日本人が増えていることを象徴する出来事と言えそうです。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。