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みずほFGや中東のUAEがメタバースへの取り組みを発表|プーチン大統領、デジタル資産による決済を禁止する法案に署名

本日2022年7月20日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は3,200,000円前後(時価総額:約61.86兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて190,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間20日午前7時過ぎにかけて23,800ドル付近へと上昇しました。現時点では23,400ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、みずほFGやUAEにおける仮想空間メタバースへの取り組みに関する話題や、ロシアのプーチン大統領がデジタル資産による決済を禁止する法案に署名したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】みずほFGや中東のUAEがメタバースへの取り組みを発表

みずほフィナンシャルグループ(FG)は19日、来月13日より開催されるVR(仮想現実)イベント「バーチャルマーケット2022 Summer」へ仮想銀行店舗を出展し、メタバース(仮想空間)を活用したビジネスの検討を開始すると発表しました。

みずほFGは、同イベントを通じて、実店舗で行っている資産形成や住宅ローンなど個人顧客へのコンサルティングや市場・産業動向の各種セミナー、法人顧客向けの交流会といったサービス事業をメタバース空間で実現可能かを検証する予定です。

みずほFGの取締役兼執行役副社長の梅宮真氏は、「(メタバースには)非常に大きな可能性があると思っている。今後現実の世界と仮想空間が融合していくとしたら、現実の世界の金融ビジネスだけでなく、メタバースの中で知見を生かしてビジネスを発展させていきたい」とコメントしています。

みずほFGでは、世界中から100万人以上の来場者を見込んでいるこのイベント結果を考慮の上で、将来的にはメタバース空間での決済サービスへの参入を目指す意向のようです。

www.jiji.com

中東の主要な仮想通貨ハブの1つとされるドバイ首長国連邦(UAE)のシェイク・ハムダン皇太子は18日、メタバースやブロックチェーンに関する「ドバイ・メタバース戦略」を発表しました。

同氏はメタバース戦略の目標として、既に1,000社が参加するブロックチェーン・メタバース領域を今後5年間で5倍に成長させ、バーチャルな職業を40,000件、経済規模を40億ドル(約5,520億円)へと拡大することを掲げています。これにより、メタバース経済として地域規模で1位、世界規模でもトップ10に入る経済価値まで成長を遂げると語っています。

また、同戦略では、メタバースの経済的貢献を高めるための研究開発(R&D)協力や海外からの企業やプロジェクトの誘致促進を目的としたアクセラレーターやインキュベーターの活用、メタバースコミュニティの開発者、コンテンツ制作者、デジタルプラットフォームの利用者を対象としたメタバース教育などの支援を実施します。

なお、同国の公式通信社「Emirates News Agency」によると現時点で、VR(仮想現実)と拡張現実(AR)は、UAEの経済において6,700人の雇用を創出し、5億ドルの貢献をしているとみられています。

jp.cointelegraph.com

【2】プーチン大統領、デジタル資産による決済を禁止する法案に署名

ロシアの国家院(ロシア連邦議会の下院)は14日、プーチン大統領がデジタル金融資産の決済利用を禁止する法案に署名したことを明らかにしました。

ロシア国内では既に、仮想通貨を決済に利用することを禁止していますが、今回の法案によると、デジタル証券やユーティリティトークンなども商品やサービスなどの支払いに利用出来なくなることを定めています。

ロシア国家院によると、この法案は2022年6月7日に登録され、翌日には議長が承認していました。しかし、最終的な議会での法案可決は今月8日となり、法案提出からプーチン大統領の署名までに1ヵ月以上経過していました。

同国では、仮想通貨の決済利用に関して、早期に禁止することを決定していたものの、取引やマイニングに関する規制の整備に時間を要していました。
プーチン大統領は、マイニングを支持する姿勢を示しているものの、ロシア中央銀行は仮想通貨自体を禁止に持ち込みたい考えを持ち、財務省は規制の下で取引を許可したい意向を持っていることからこれまで合意が出来ずにいたようです。

なお、ロシア連邦議会では現在、国内における仮想通貨マイニング業者に対する事業者登録や登録のための一定の手続きを義務化することや、デジタル資産取引を取扱う企業に対して、ライセンスやリスク、データ、プライバシーに関する情報開示を求める法案について検討されており今後、国内業者の活動に対する規制が強化される可能性もあるようです。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

 

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