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米投資銀大手ゴールドマン・サックス、仮想通貨企業の買収を検討|クルーズ米上院議員、「テキサス州を仮想通貨のオアシスに」

本日2022年12月7日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は2,300,000円前後(時価総額:約44.98兆円)です。

昨日の同時刻帯とほぼ同水準で推移しています。
ビットコインは、概ね17,000ドル台前半での小幅な値動きとなりました。

本日の記事では、米投資銀行大手ゴールドマン・サックスが仮想通貨関連企業の買収を検討しているとの話題や、米国のクルーズ上院議員テキサス州を仮想通貨のオアシスとするプランに言及したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米投資銀大手ゴールドマン・サックス、仮想通貨企業の買収を検討

投資銀行大手「ゴールドマン・サックス」が、「数千万ドル(数十億円)規模」の仮想通貨関連企業の買収を検討していることが明らかとなりました。

ゴールドマン・サックスのデジタル資産部門の責任者マシュー・マクダーモット氏は、国際ニュース通信社「ロイター」のインタビューに応じ、詳細への言及は控えたものの、複数の仮想通貨関連企業に対する詳細な調査を実施していることを明らかにしました。
同氏は、仮想通貨取引所「FTX」の破綻を念頭に「規制を遵守し、信用力の高い銀行などの参入機会が生じている」とコメントしました。
また、根本的な仮想通貨関連技術について、「FTX破綻は間違いなく市場心理を後退させた。FTXは仮想通貨エコシステムの多くの領域で模範的な存在とされてきた。このような結果になってしまったが、基盤技術が上げている成果は変わらない。」と語り、さらに「このような状況は、我々からしてもまたとない好機となり得る」と述べました。

ゴールドマン・サックスなど機関投資家は、弱気相場の長期化を受けて、従業員の大量解雇を実施する仮想通貨プラットフォームが相次ぐ中、技術的な専門知識を持つ人材の雇用する機会、さらにFTXの影響によって評価額の下がっている現状を、低価格で仮想通貨関連企業へ投資できる好機と捉える見方もあるようです。

coinpost.jp

【2】クルーズ米上院議員、「テキサス州を仮想通貨のオアシスに」

上院議員テッド・クルーズ氏は、11月下旬に開催された「Texas Blockchain Summit 2022」で講演し、米テキサス州ビットコインのオアシスとしたいとの考えを語りました。

クルーズ議員は、石油や天然ガスの採掘で生まれたエネルギーを燃やすのではなく、ビットコインのマイニングに活用することで収益化できると主張しました。
さらに、「テキサスやビットコインマイニングのように多額の投資をしている場合、ビットコインマイニングの魅力は、テキサスで頻繁に起こる猛暑や極寒といった異常気象が発生した際に、ビットコインのマイニングを一瞬で停止できるということだ。その電力をすぐに送電網に供給し、家庭の暖房や冷房、ビジネスの運営に役立てることができる。これは余剰電力の巨大な貯蔵庫であり、非常に有益なことだ」述べ、マイニング活動がエネルギーの貯蔵や供給の代替手段として活用可能であると語りました。

これらを踏まえ同議員は、テキサスは豊富で比較的低コストのエネルギーを兼ね備えており、また自由主義経済のため、米国における仮想通貨産業にとって魅力的な州であることを強調しています。

テキサス州は、天然ガスを豊富に得られ、電力料金も米国50州の中でも安価とされており、さらに風力発電の比率も高く、環境問題を懸念するマイニング業者にとって好感される環境が整っていることから、同州では安価な電気料金と税制優遇を軸に業者の誘致を積極的に実施しています。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

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