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米アマゾン、4月にも新たなデジタル資産事業を開始か=Blockworks報道|中国の春節によりBTCは上昇傾向か=Matrixportレポート

本日2023年1月27日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は2,960,000円前後(時価総額:約57.18兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて40,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間27日午前11時頃にかけて22,600ドル付近へと軟調に推移しました。現時点では22,800ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米アマゾンが今春にも新たなデジタル資産事業の開始を計画しているとの話題や、シンガポールのMatrixport社が発表した春節にかけたBTCの上昇傾向に関するレポートの話題を取り上げたいと思います。

【1】米アマゾン、4月にも新たなデジタル資産事業を開始か=Blockworks報道

仮想通貨メディア「Blockworks」は、情報筋の話として米eコマース最大手「アマゾン」が、今年4月にも新しいデジタル資産事業を開始する可能性があると報じました。

Blockworksによると、新たなデジタル事業は、アマゾンのユーザーがNFT(非代替性トークン)を入手したり、ブロックチェーンゲームをプレイするようなサービスとなる予定のようです。
また情報筋によると同社は、これらの事業の為に、ブロックチェーン・プロジェクトやブロックチェーンベースのゲーム新興企業、仮想通貨取引所と協業できるように話を進めているようです。

なお、今春開始を目指す事業はNFTが中心となるとみられているものの、アマゾンのNFT構想を主導する人物や構想の一部を含むプラットフォームの詳細は明らかにされていません。ただ、情報筋2人のによると、デジタル資産事業のプラットフォームは、クラウドサービスを提供するAWS(アマゾンウェブサービス)ではなく、アマゾン本体が展開する予定のようです。

同社のアンディ・ジャシーCEOは、かねてより同社によるNFTの販売に前向きな見解を示しており、アマゾンの顧客数を考慮すれば、同社によるデジタル資産事業への進出はNFT市場に大きな波紋を投げかける可能性もありそうです。

coinpost.jp

【2】中国の春節によりBTCは上昇傾向か=Matrixportレポート

シンガポールを拠点とする仮想通貨関連会社「Matrixport」は20日、中国の春節旧正月)初日にビットコイン(BTC)を買い、15日後に売却することで、平均9%のリターンを得られるとする分析レポートを発表しました。

同社リサーチ部門の責任者マーカス・シーレン氏は、2015年~2022年の過去8年間のデータに基づき、ビットコイン春節初日に購入した場合、その後15~19日目辺りに価格がピークアウトして12%程上昇する傾向にあると説明しています。
シーレン氏は、春節によりビットコイン価格が上昇する要因として、「中国は長年にわたってビットコインに大きな影響を及ぼしてきた。人々が集まれば、彼らはビットコインについても話題にする」ことを挙げています。
もし、今年もMatrixportのレポート通りの傾向を示した場合、来月1日までにビットコインの価格は25,000ドルを超えることとなります。

一方で、ビットコイン価格の上昇傾向に対して、慎重になるよう注意を促す意見もあります。
仮想通貨アナリストでトレーダーのil Capo of Crypto氏は、ビットコインの相場観について、「最近の市場の動きは何の影響もなく操作されている」と語り、「これまでに見た中で最大のブルトラップ(強気の罠)」だと主張しています。
また、英仮想通貨投資会社「CoinShares」は23日、同社のウィークリーレポートの中で、先週1週間で仮想通貨投資商品へ3,700万ドル(約48.1億円)の資金流入が確認されたものの、その68%はショート投資商品の購入に集中していたとの分析結果を発表しています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

 

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