本日2024年9月18日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は8,500,000円前後(時価総額:約169.28兆円)です。
昨日の同時刻帯と比べて400,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間18日午前1時頃に61,370ドル付近へと上昇しました。現時点では60,000ドル付近に落ち着いています。
本日の記事では、ブータン王国が世界第5位となるBTC保有量であることが明らかとなった関する話題や、米マイクロストラテジー社が新たに18,300BTCを追加購入したことに関する話題を取り上げたいと思います。
【1】ブータン王国、マイニング事業により約13,000BTCを保有
ブロックチェーン分析会社「Arkham Intelligence(アーカム・インテリジェンス)」は16日、南アジアに位置するブータン王国がビットコイン(BTC)を13,029BTC保有していることを特定したと発表しました。
アーカムのデータによると、ブータンが保有すると特定したアドレスには13,029BTCが保管されており、同国の投資部門「ドルク・ホールディングス(DHI)」が実施したビットコイン・マイニング事業によって採掘されたものと分析しています。
ブータンのBTC保有量は、米国(207,189BTC)、中国(194,000BTC)、英国(61,000BTC)、ウクライナ(46,351BTC)に次ぐ5番目となり、2021年に世界で初めてビットコインを国の法定通貨としたエルサルバドル(5,748BTC)を上回っています。
なお、上位3ヵ国による保有量はいずれも、犯罪グループや詐欺師などから法的執行機関が押収したものとなり、政府による買い付けやマイニングでビットコインを蓄積したブータンやエルサルバドルとは異なります。
ブータンは2019年4月、豊富な水力資源を活用し水面下でマイニング事業を開始。今年4月には、2025年上半期までにブータンのマイニング能力を合計600MWまで増強してマイニング事業を拡大する方針を発表しています。
【2】米マイクロストラテジー社、18,300BTCを追加購入
米ソフトウエア会社「マイクロストラテジー」は13日、約2ヵ月ぶりとなるビットコイン(BTC)の追加購入を実施したことを発表しました。
同社の発表によると今回の買い増しでは、18,300BTCを1,563億円で購入し、平均取得価格は60,408ドル。これにより同社のビットコイン保有数は現時点で、244,800BTCに達しており、世界で最も多くビットコインを保有する上場企業の座を維持しております。
同社の保有するBTC全体の平均取得価格は38,585ドル、合計購入費用は1.33兆円に上ります。
同社によるBTC買い増しは約2ヵ月ぶりとなり、その費用は8月に実施した転換社債販売で調達した20億ドルから捻出されたものとなります。
なおマイクロストラテジー社の共同創設者兼執行会長のマイケル・セイラー氏は先週出演した金融番組で、ビットコイン価格の見通しについて、今後21年間で1,300万ドルに上昇するとの考えを述べていました。
本日、こちらからは以上です。