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米選挙への期待感から仮想通貨投資商品への資金流入が拡大=コインシェアーズ|米大統領選挙後のBTCやゴールドに強気の姿勢=著名投資家ジョーンズ氏

本日2024年10月23日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,220,000円前後(時価総額:約200.24兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて10,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間23日午前8時過ぎにかけて67,800ドル付近へと上昇しました。現時点では67,100ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、英コインシェアーズが先週の仮想通貨関連商品への資金流入額が22億ドルに達したとする話題や、著名投資家ジョーンズ氏がCNBCの番組で米大統領選挙後のBTCやゴールドについて強気な姿勢を示したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米選挙への期待感から仮想通貨投資商品への資金流入が拡大=コインシェアーズ

英仮想通貨運用会社「Coin Shares(コインシェアーズ)」は21日、先週1週間の仮想通貨投資商品への流入額が7月以来最大となる22億ドルに達したとする週次レポートを発表しました。

地域別資金流入額では、米国での22.7億ドルの流入が最多となり、その一方で、カナダが1,990万ドル、スウェーデンでも1,820万ドルの資金流出を記録しており、この地域での小規模な流出は、米国主導の強気な仮想通貨市場の動きの中で利益確定が行われたためとの見解を示しています。

銘柄別には、ビットコイン(BTC)への資金流入が21.34億ドルで最大となり、イーサリアム(ETH)も5,750万ドルの流入額を記録しています。
特に米資産運用会社「ブラックロック」の「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(iShares Bitcoin Trust:IBIT)」への資金流入額は週次で1,191億ドルを記録しています。

コインシェアーズのリサーチ責任者ジェームズ・バターフィル氏は資金流入の主な要因として、「この新たな楽観論は、米国の次期選挙における共和党勝利への期待が高まっていることに起因していると考えている。彼らは一般的にデジタル資産に対してより支持的とみられている」とコメント。来月5日に控えた米大統領選挙での共和党の勝利に対する高い期待感を挙げています。

jp.cointelegraph.com

【2】米大統領選挙後のBTCやゴールドに強気の姿勢=著名投資家ジョーンズ氏


著名投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏は22日、米CNBCの番組中、ビットコイン(BTC)やゴールド(金)、コモディティに対する強気な姿勢を示しました。

ジョーンズ氏は、米CNBCの金融番組「Squawk Box」に出演した際、11月の大統領選挙後に「すべての道はインフレーションにつながる」とコメント。更に、インフレ懸念を背景に、ビットコイン、ゴールド、コモディティ、そしてナスダック上場株を含む「バスケット」の保有を明言し、債券は全く保有しないと語りました。

同氏は、米国政府の支出の増加や差し迫った減税が、インフレを加速される要因と指摘し、これを回避するためには劇的な政策変更が必要だとの見方を示し、「支出問題に真剣に取り組まない限り、私たちは非常に早く破産するだろう」と語りました。

米国連邦議会の議会予算局(CBO)によると、連邦政府の2024会計年度の赤字は1.9兆ドル(約288兆円)、2034年までに2.8兆ドル(約425兆円)へと膨らむ見通しとされており、同氏は「この状況から抜け出すためのプレイブックは、インフレを通じて脱出することだ」と述べています。

米投資銀行大手「JPモルガン」では、2022年以降の構造的に高い地政学的不確実性や主要経済国の持続的な高い政府赤字に対する懸念を背景に、ゴールドやビットコインへの投資が増加していると分析しています。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

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