本日2024年11月1日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,700,000円前後(時価総額:約208.34兆円)です。
昨日の同時刻帯と比べて470,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間午前11時過ぎにかけて68,750ドル付近へと下落しました。現時点では69,200ドル付近に落ち着いています。
本日の記事では、米ビットワイズ幹部がBTC価格見通しについて、20万ドルへ到達可能との見解を示したことに関する話題や、先月30日におけるビットコイン現物ETFへの資金流入額が約8.96億ドルに達したとの報道に関する話題を取り上げたいと思います。
【1】BTC価格、20万ドルへ到達可能=Bitwise幹部
仮想通貨投資会社「Bitwise Asset Management(ビットワイズ)」の最高投資責任者、マット・ホーガン氏は先月30日、ビットコイン(BTC)価格の見通しに関連して20万ドルに到達できるとの見解を示しました。
ホーガン氏は、ソーシャルメディアプラットフォームXで、ある金融アドバイザーからの「ビットコインの20万ドル到達にはドルの崩壊が必要か」との質問に対して、20万ドルへの到達に米ドルの崩壊は不要との見解を示しました。
同氏は、ビットコインへの投資の根拠として、BTCが価値の新しい保存手段として確立される可能性や、各国政府が法定通貨を乱用し、価値の保存手段への需要が高まる可能性に基づくとしています。
さらに、ホーガン氏が考える可能性の高いシナリオとして、「ビットコインが成熟し、価値の保存手段の市場が2倍に発展することで、1BTCの価格が7桁(100万ドル)になること」を挙げています。
また、米証券取引委員会(SEC)が、今年1月にビットコイン現物ETFを認可したことで、機関投資家がビットコインへのエクスポージャーを取りやすくなったことも、ビットコイン価格の上昇に貢献していると述べています。
【2】ビットコインETF、30日に約8.96億ドルの資金流入を記録
仮想通貨データ分析サイト「SoSoValue」は先月30日、この日のビットコイン現物ETF11銘柄への資金流入額が約8.96億ドルに達し、6日連続での資金流入を実現したと報じました。
特に米資産運用会社「ブラックロック」の「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(iShares Bitcoin Trust:IBIT)」への資金流入額は過去最大となる8.75億ドルを記録。累計残高も300億ドルに達しました。
米大手金融経済メディアBloomberg(ブルームバーグ)のETFシニアアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、「IBITの取引高が33億ドルに達し、過去6ヶ月で最高を記録した。通常、ETFの取引量は価格下落時に増加する傾向にあるが、今回は4%の価格上昇局面で起きている点が特徴的だ」と分析の上、過去数日間の価格上昇を受けて、この取引高の急増はFOMO(機会損失への恐怖)による買い需要を反映している可能性が高い」との見方を示しています。
本日、こちらからは以上です。