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小動きが続くビットコインに「退屈」の声|仮想通貨バスケット取引始まる

本日2018年10月5日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
15時頃のビットコイン価格は、745,000円前後(時価総額:約12.89兆円)です。

昨日の同時刻帯とほぼ変わらない水準です。
材料不足で上にも下にも動けない展開が続いています。

本日の記事では、米金融業界では浸透が進む一方、相場面では盛り上がりに欠け、退屈だとの声も聞かれるビットコインの現況と、複数の仮想通貨を組み込んだバスケット取引サービスが各取引所で開始というニュースを取り上げたいと思います。

 

【1】米金融業界では浸透が進むも、盛り上がりに欠けるビットコイン相場

米国では仮想通貨の保管管理(カストディ)や保険など周辺サービスが充実し始めるなどビットコインETFの実現に向けた土台作りが進み、機関投資家や大手金融機関も関連ビジネスに関心を示すなど、仮想通貨の金融化が確実に進んでいる感があります。

一方、このところのビットコイン相場はレンジ内で上下動する展開が長く続いており、つまらなくなったという声も聞かれます。

仮想通貨がより幅広い層に普及するためには、慌ただしく乱高下する相場より安定的な価格推移が望ましいことは事実ですが、現在の低ボラティリティは市場の成熟の結果というより、米SECのビットコインETF可否判断がなかなか公表されないなど、燃料が不足している面が大きそうです。

jp.cointelegraph.com

 

一向に火がつかない状況に、ビットコイン強気派もさすがに年末予想価格を下方修正するなどしており、本格的な相場回復は2019年以降という見方が広がっています。

jp.cointelegraph.com

 

【2】初心者向けの仮想通貨バスケット取引が続々と提供開始に

モバイル決済サービスを手掛ける米Circle社は、複数の仮想通貨をまとめて販売するバスケット取引「コレクションズ」のサービスを開始しました。

「プラットフォーム、ペイメント、プライバシー」という3つのカテゴリから選択する方式で、購入時点の時価総額で含まれる仮想通貨の配分が決まるとされています。

jp.cointelegraph.com

 

9月末には米国最大の仮想通貨事業者コインベースも、同取引所が上場する5つの仮想通貨が組み込まれた、25ドル(又は25ポンド、25ユーロ)から購入可能なバスケット取引を数週間内に開始すると発表しています。

コインベースは6月に機関投資家向けにインデックスファンドの提供を開始しており、今回のバスケット取引はそれに続く動きと言えます。

次々と誕生する仮想通貨を目利きすることは、従来のエンジニア層を中心とした仮想通貨ファンであれば可能でも初心者層には難しいため、まずは簡単に仮想通貨に投資したいというニーズに応えるバスケット取引には、顧客の裾野を広げる役割が期待されていると言えそうです。

jp.cointelegraph.com

 

本日、こちらからは以上です。

 

 

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。