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ビットコインETFへ複数の米銀や金融企業が投資|香港当局、週内にビットコインETF承認の見込み、半減期後の価格上昇に影響も

本日2024年4月15日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は9,960,000円前後(時価総額:約196.15兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて300,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間15日午前9時過ぎにかけて65,900ドル付近へと値を戻しています。現時点では65,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米国のビットコインETFへ複数の国内銀行や金融企業が投資しているとの話題や、香港当局が今週中にもビットコインETFを承認するとの報道に関する話題を取り上げたいと思います。

【1】ビットコインETFへ複数の米銀や金融企業が投資

米証券取引委員会(SEC)が公開したフォーム13Fにより、複数のウォール街大手金融や銀行が現物型ビットコインETFを購入していることが明らかとなりました。

フォーム13Fは、米SECが運用資産1億ドル以上のすべての機関投資運用会社に対して提出を求めている四半期報告フォームとなり、機関投資家が保有するすべての証券の発行者名や株式数、公正市場価値等を記載する必要があります。

これによると、運用資産残高 (AUM) 6.4億ドルの中小銀行「American National Bank」は、現物型ビットコインETFの「ARK 21Shares Bitcoin ETF(ARKB)」を100株(7,000ドル相当)を保有しており、購入規模は少額であるものの、銀行による保有としては初の事例となります。
また、証券会社、資産運用会社部門で最大の購入社は「Signal Advisors Wealth」社となり、米資産運用会社「ブラックロック」の「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)」を約20,600株(83.2万ドル相当)保有しています。

こうした購入傾向は、ビットコインに対する機関投資家の関心の高まりを示唆するものとみられ、仮想通貨資産への受容と評価に今後大きな影響を与える可能性もあるようです。

coinpost.jp

【2】香港当局、週内にビットコインETF承認の見込み、半減期後の価格上昇に影響も

香港の地元メディアは、香港証券先物取引委員会(SFC)がビットコインの半減期前までに、現物型ビットコインETFを承認する可能性があると報じました。また、ETF承認は半減期後の価格上昇を加速する要因になるとの見方も示しています。

地元メディアによると、香港の規制当局は早ければ本日中にも4つのビットコインETFの承認する可能性を報じ、これが実現した場合、香港の個人投資家と機関投資家にビットコインへのエクスポージャーを提供することが可能となることから、買い需要が加速すると述べています。

仮想通貨取引所「WEBSEA(ウェブシー)」の最高執行責任者(COO)を務めるハーバート・シム氏は、「値動きで注目すべきなのは半減期だけではない。むしろ香港でのビットコインETF承認が重要。中国の大手銀行も自らビットコインを購入し始めるだろう」とコメント。ビットコインETFが承認された場合、半減期後の価格上昇を加速する可能性があると主張しました。
また、シンガポールを拠点とする仮想通貨サービス会社「Matrixport」は独自のレポートの中で、香港のビットコインETFが承認されれば、本土の投資家が、中国本土の適格投資家が香港に上場している適格株式にアクセスすることを可能にするSouthbound Stock Connect プログラムを利用することが予想され、最大250億ドルに上る需要を引き出す可能性があるとの見方を示しています。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

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