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ブラックロックの「IBIT」、資産運用額20億ドルへ|米SEC、ブラックロックの現物型イーサリアムETFの承認判断を延期

本日2024年1月29日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は6,260,000円前後(時価総額:約122.91兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて40,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間29日午後12時半過ぎにかけて42,500ドル付近へと上昇しています。現時点では42,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米資産運用会社ブラックロックの現物型ビットコインETFが運用資産額20億ドルを突破した話題や、米SECがブラックロックの現物型イーサリアムETFの承認判断を延期したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】ブラックロックの「IBIT」、資産運用額20億ドルへ

米資産運用会社「ブラックロック」は26日、今月10日に新たに上場承認された現物型ビットコインETF9銘柄の中で、初めて運用資産額(AUM)が20億ドルを突破したと明らかにしました。

ブラックロックのiシェアーズビットコイントラスト(IBIT)は現在、49,952BTCを保有しており、運用資産額は21億ドル(約3,108億円)に達しています。
IBITに続く2位は米資産運用会社「フィデリティ」のワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)が43,855BTCを保有しており、運用資産額は18億ドル(約2,664億円)、3位は米仮想通貨投資会社「ビットワイズ」のビットワイズ・ビットコインETFトラスト(BITB)が13,576BTCを保有しており、運用資産額は5.7億ドル(約843億円)となっています。

ブラックロックは、世界最大の資産運用会社としての評価を活用し、ビットコイン(BTC)の価値提案と新しいETFへの投資方法を説明する2分間のビデオを公開し、ベビーブーマー層を中心とした幅広い顧客層を惹きつけることに成功したとみられます。

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【2】米SEC、ブラックロックの現物型イーサリアムETFの承認判断を延期

米証券取引委員会(SEC)は、米資産運用会社「ブラックロック」による現物型イーサリアムETFの上場申請に対する判断を45日間延期しました。

ブラックロックは、ETFの上場申請を2023年11月に米SECへ提出していましたが、今回の判断延期により、申請の可否は3月10日まで持ち越しとなりました。
なお米SECは、今月18日にも米資産運用会社「フィデリティ」の上場申請の判断を延期しており、専門家らは、最終期限となる5月下旬を判断時期と見ているようです。

仮想通貨市場界隈では、現物型ビットコインETFの承認を受けて、次はイーサリアムETFが承認されるとう楽観的な見方が市場に広がっています。
仮想通貨市場メーカー「GSR」のリサーチアナリストを務めるマット・クンケ氏は、「イーサリアムETFが5月に承認される可能性は75%」と予想しており、その根拠として米仮想通貨投資会社「グレースケール・インベストメンツ」の訴訟結果やそれに続くイーサリアム先物ETFの承認を挙げ、ETFの承認は時間の問題と述べています。

一方で、米投資銀行大手「JPモルガン・チェース」のニコラス・パニギスツォグロウ氏率いるアナリストらは、米SECが5月までにETFを承認する確率は50%以下と予測。楽観的な見通しに対して懐疑的な見方を示しています。

なお、米SECのゲイリー・ゲンスラー委員長は、ETF実現の可能性について、「ビットコインETFの場合、我々が判断を行ったのは、あくまでビットコインという非証券商品にとどまったことであり、それ以外の仮想通貨に対しても承認するという意味を示唆していると読むべきではない」とコメントしています。

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本日、こちらからは以上です。

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