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ブラジルのイタウ・ウニバンコがビットコイン取引を開始=ロイター通信|ブラックロック、ETF承認に向け10万ドルのシード資金を調達

本日2023年12月6日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は6,440,000円前後(時価総額:約126.07兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて280,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間6日午後1時過ぎにかけて43,600ドル付近へと下落しています。現時点では43,800ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、ブラジルの大手銀イタウ・ウニバンコがビットコイン取引サービスを提供開始した話題や、米資産運用会社ブラックロックがETF承認に向け10万ドルのシード資金を調達したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】ブラジルのイタウ・ウニバンコがビットコイン取引を開始=ロイター通信

ロイター通信は4日、ブラジル・サンパウロに拠点を置く国内最大の金融機関「イタウ・ウニバンコ」が、投資プラットフォームの一環として、顧客向けに仮想通貨取引サービスを開始したと報じました。

同行は2008年に、イタウとウニバンコの合併により誕生。総資産は3,058億ドル(約44.9兆円)に上り、南半球で最大規模の金融機関となります。ブラジル以外に、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、パラグアイ、コロンビアなどへ事業を展開しています。

同行のデジタル資産部門の責任者グト・アンチェス氏によると、サービス開始当初はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の取引のみを可能として、将来的には、取引可能な仮想通貨を更に追加する予定と語っています。
同行は、仮想通貨取引サービスの仮想通貨カストディアンとして顧客の仮想通貨資産を保管することとなります。
またサービス開始当初は、イタウの顧客が外部の仮想通貨ウォレットを使用して仮想通貨を入出金することは出来ないとしています。

この他ブラジルでは、イタウ・ウニバンコの他、BTGパクチュアル、サンタンデール・ブラジルなど、国内大手の金融機関が、同国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)に当たるデジタルブラジルレアル(Drex)の全国的な導入に備えて、人員の増加やリソースの追加を進めていることも報じられています。

jp.cointelegraph.com

【2】ブラックロック、ETF承認に向け10万ドルのシード資金を調達

米資産運用会社「ブラックロック」の現物型ビットコインETFの上場申請に関連して、流動性提供のためのシードファンディングで10万ドルを受けたことを明らかにしました。

ブラックロックが4日、米証券取引委員会(SEC)へ提出した書類によると、最初にETF株の発行に必要となるシードラウンド資金を、投資家が2023年10月27日に1株当たり25ドルで4,000株を10万ドルにて購入することで合意し、10万ドルを調達したと報告しています。

現在のところ、SECはビットコインETFの上場申請を承認していないものの、同社のシード資金調達の動きがETF発行のための準備を意味することから、承認の兆しではないかとの憶測も飛び交っています。

ブラックロックは、今年7月に現物型ビットコインETF「iSHARES BITCOIN TRUST」の申請を行った最初の機関大手企業のひとつとなり、合計で13件が承認を待つ状態にあります。SECはこれまでのところ、ETFの申請をすべて拒否してきたものの、市場の専門家は、2024年初頭までに最初の上場を承認する可能性が高いと予想しています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

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