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2024年末にビットコインは10万ドルに達する=スタンダードチャータード|仮想通貨関連の月別被害額、11月が最大に=セキュリティ会社セルティック調査

本日2023年12月4日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は6,000,000円前後(時価総額:約119.05兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて290,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間4日午後1時過ぎにかけて41,000ドル付近へと上昇しています。

本日の記事では、英スタンダードチャータード銀行が来年末にBTC価格が10万ドルに達するとしたレポートを発表した話題や、ブロックチェーン・セキュリティ会社セルティックが先月の仮想通貨不正流出額が過去最大となったと発表したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】2024年末にビットコインは10万ドルに達する=スタンダードチャータード

英金融大手「スタンダードチャータード」は、2024年末までにビットコイン(BTC)価格が10万ドルに達する勢いがあるとするリサーチノートを発表しました。

米ビジネス専門ウェブサイト「Business Insider(ビジネスインサイダー)」の報道によると、スタンダードチャータード銀行の仮想通貨リサーチ部門の責任者ジェフ・ケンリック氏は、「予想よりも早い米国の現物型ETFの導入があれば、半減期前に価格上昇が実現すると予想している」と説明。更に、「これは、2024年末までに10万ドルの水準に到達するリスクがあることを示唆している」とも語っています。

スタンダードチャータード銀行はBTCについて、これまでにも楽観的なビジョンを発表し続けてきました。
同行のアナリストは今年4月のレポートにおいても、ビットコイン価格が2024年末に6桁のレベルに達すると予想していました。更に7月のレポートでは、来年4月のBTCの半減期によって、新規供給も減少するだろう。通常、半減が起きてから12~18か月後に価格はピークを迎えるとコメントしていました。

jp.cointelegraph.com

【2】仮想通貨関連の月別被害額、11月が最大に=セキュリティ会社セルティック調査

ブロックチェーンセキュリティ企業「セルティック」は、11月中に仮想通貨業界が詐欺や不正流出によって失った資金は、過去最大となる3億6,300万ドル(約531.7億円)に及んだと発表しました。

同社によると、流出額うち約3億1,640万ドル(約463億円)は不正攻撃による被害となり、11月に発生した不正流出による主な被害額は、米国に拠点を置く仮想通貨取引所「Poloniex(ポロニエックス)」から1億3,140万ドル(約192.5億円)、次いで中国初の仮想通貨取引所「HTX(旧 フォビグローバル)」が運営する独自ブロックチェーンのHECO(ヘコ)チェーンブリッジの1億1,330万ドル(約165.5億円)、3番目に大きな不正流出は、単一のフィッシング攻撃により2,700万ドル(約39.5億円)となります。

なお、2023年は11月末時点で、不正流出や出口詐欺、フラッシュローン攻撃により、約17億ドルが失われており、この被害額は2022年を通じた被害総額となる37億ドルの54%に相当します。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

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