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著名テック投資家が仮想通貨に対する米当局の対応を批判|BTCが来年末までに10万ドルへと上昇する可能性=スタンダードチャータード銀行

本日2023年4月26日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は3,790,000円前後(時価総額:約73.45兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて130,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間26日午前9時半頃にかけて28,400ドル付近へと上昇しました。

本日の記事では、著名投資家チャマス・パリハピティア氏仮想通貨に対する米国当局の対応を批判したことに関する話題や、スタンダードチャータード銀行が、2024年末までにBTCが10万ドルへと上昇するとの見方を示すレポートを発表したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】著名テック投資家が仮想通貨に対する米当局の対応を批判

富豪の著名投資家チャマス・パリハピティア氏は22日、All-Inポッドキャストの配信で、「アメリカで仮想通貨が死に瀕している」と発言し、米国の規制当局に否定的な見解を示しました。

同氏は、仮想通貨取引所大手「バイナンス」がバミューダなど海外へ移転する計画に関する報道を受けて、「アメリカでは仮想通貨が死んでいる。今やゲンスラー氏さえも銀行危機を仮想通貨の責任としている。米国当局は仮想通貨に向けて確実に銃口を向けている」と述べ、米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長を非難しました。

また、米国が仮想通貨を「既存の秩序」に対する脅威とみなしているとした上で、責任の一端は仮想通貨業界にあると指摘しました。
真面目に事業を運営している仮想通貨関連企業が、仮想通貨取引所大手「FTX」の破綻を受けて、業界の評判が低下したことに対する「代償を支払っている」との見方を示しました。

なお、ポッドキャストで共同ホストを務めたジャーナリストのデビッド・サックス氏は、米国が仮想通貨を脅威とする点について、仮想通貨が米ドルの優位性を侵食する可能性について指摘し、「脱ドルへの懸念が高まる中、仮想通貨に対する取り締まりが強化されているのは、おそらく偶然ではない」とコメントした上で、仮想通貨企業を海外に押し出すことは「アメリカのイノベーションにとって悪い結果」と述べています。

jp.cointelegraph.com

【2】BTCが来年末までに10万ドルへと上昇する可能性=スタンダードチャータード銀行

米金融大手「スタンダードチャータード銀行」は24日、ビットコイン(BTC)価格が2024年末までに10万ドルの水準へと上昇するとの見方を示す調査レポートを発表しました。

スタンダードチャータード銀行の仮想通貨及びFXの研究責任者ジェフ・ケンドリック氏は、「我々は大いに注目された『仮想通貨の冬』がついに終わったと考えてる」と述べ、2024年末までに10万ドルのレベルへ達する可能性があると語りました。

同氏はレポートの中で主な要因として、欧米で発生した銀行業界の金融不安が、「分散型の希少なデジタル資産としてのビットコインの利用を再確立」することに役立つとの見方を示し、「ビットコインは安全な避難場所、相対的な価値の保存、送金手段としての地位から利益を得る」と記しています。

さらにレポートでは、米連邦準備制度理事会FRB)が引き締めサイクルの終わりに近づいているため、リスク資産が徐々に改善する点を挙げています。また、仮想通貨全体の時価総額に占めるビットコインのシェアが50%~60%に向けて再び上昇し始めている点や、2024年前半と予想されるマイニング報酬が現行の半分となる半減期が近付くにつれ、「これまでのサイクルのように、循環的な要因がより建設的になることが予想される」点も挙げており、これらの要因が複合的にビットコイン価格上昇の周期的な追い風となり、さらに先の規制動向も相場上昇の鍵となるとしています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

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