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ブラジルのCBDC試験、Visaやマイクロソフトが参加|世界経済フォーラム、国際的仮想通貨規制に関する白書を発表

本日2023年5月29日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は3,900,000円前後(時価総額:約76.22兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて100,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間29日午前9時過ぎにかけて28,400ドル付近へと上昇しました。現時点では27,900ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、ブラジルの進めるCBDCの試験にVisaやマイクロソフトが参加するとの話題や、世界経済フォーラムが、各国地域の規制機関に協調を求める白書を発表したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】ブラジルのCBDC試験、Visaやマイクロソフトが参加

ブラジルの中央銀行は24日、CBDC(中央銀行デジタル通貨)デジタルレアルのパイロットプログラムへの最終参加者を発表しました。

公表された最終的な参加者数は14となり、米IT大手「マイクロソフト」やデジタル技術企業「7COMm」、スペインの「サンタンデール銀行」のほか、デジタル銀行「バンコ・インター」やイタウ・ウニバンコといったブラジル国内の金融機関も含まれています。

デジタルレアル・パイロットは、中央銀行がプラットフォームのプライバシー機能とプログラマビリティの機能性についてテストする予定です。
ブラジルのCBDCパイロットは2022年に正式に発表され、2024年2月を目途に実験を完了。同年末の流通を目指しています。

また、今年1月には、ブラジルとアルゼンチンの両政府が、両国間の貿易などで使用する共通通貨の創設に向けて協議することを決定しており、デジタル通貨の活用が検討される可能性もあるようです。

jp.cointelegraph.com

【2】世界経済フォーラム、国際的仮想通貨規制に関する白書を発表

WEF(世界経済フォーラム)は25日、デジタル通貨ガバナンス・コンソーシアムの協力を得て、仮想通貨についてのグローバルな規制アプローチをテーマとする白書を発表。早急な規制措置の必要性を強調し仮想通貨によってもたらされる課題に対処するため、世界の規制機関などに向けて協力を求めました。

WEFの白書では、仮想通貨セクターと従来の金融システムとの接続可能性が浮上するにつれ、国際的な協力体制によるアプローチが必要性となる点に言及した上で、世界の国や地域ごとに仮想通貨の定義が分類が異なる点について、仮想通貨が持つリスクの理解を曖昧にしているとの問題点を指摘。さらに、地域ごとの規制の枠組みが異なる場合、仮想通貨エコシステムを効果的に監視できない点を指摘しています。

また白書では、政策と規制の策定には政府だけでなく複数の利害関係者が関与する必要があることを認識し、即応的で反復的なアプローチを採用する機敏な規制を提唱。「国際機関」、「各国や地域の規制当局」、「仮想通貨業界」の3者を対象として、広域な推奨事項を提示し、明確で一貫した規制アプローチを確保するためにベストプラクティスを共有することや管轄区域を越えた協力を促進することの重要性についても言及しています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

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