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香港の仮想通貨関連企業から約2億ドル相当の仮想通貨が不正流出|米マイクロストラテジー、5,445BTCを追加購入

本日2023年9月27日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は3,910,000円前後(時価総額:約76.29兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて15,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間26日午前6時半過ぎにかけて26,000ドル付近へと軟調に推移しました。現時点では26,100ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、香港の仮想通貨関連企業から約2億ドル相当のBTCが不正流出した話題や、米マイクロストラテジーが5,445BTCを追加購入したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】香港の仮想通貨関連企業から約2億ドル相当の仮想通貨が不正流出

香港を拠点とする仮想通貨関連企業「Mixin(ミキシン)」は25日、ハッカーによるサイバー攻撃を受け、約2億ドル(約300億円)相当の仮想通貨を盗まれたと明らかにしました。

Mixinは2017年に設立した企業で、デジタル資産の転送にサービスを提供しており、利用者は100万人を超えます。

事件は23日早朝、同社のクラウドサービスプロバイダーのデータベースが大規模なハッキング攻撃を受け、2億ドル相当のユーザー資産が流出しました。
Mixinの創設者フォン・シャオドン氏はX(旧Twitter)上で、被害状況を説明の上、「ビットコインであれイーサリアムであれ、私たちはその半分が影響を受けないようにします。漏洩した資金を回収する方法を見つけようとしていますが、それは非常に困難です」とコメント。更に、今回盗まれたのは主にビットコインとし、ハッキングの影響を受けたユーザーには「最大50%」を補償すると発表しています。

今回の攻撃は、2023年に発生したハッキング被害としては最大規模となり、仮想通貨業界に衝撃を与え、デジタル資産のセキュリティに対して重大な懸念を引き起こす可能性を指摘する見方もあります。

一方で、ビットコインマイニング企業大手「BTC.TOP」のCEOを務めるJiang Zhouer氏は、今回のハッキング事件について、Mixinの保有するビットコインは通常、コールドストレージに保管されており、クラウドサーバーへの攻撃による影響は受けない点を指摘し、ビットコイン流出の可能性について疑念を表明しています。

jp.cointelegraph.com

【2】米マイクロストラテジー、5,445BTCを追加購入

米ソフトウエア会社「マイクロストラテジー」は25日、ビットコイン(BTC)の追加購入を実施したと発表しました。

同社の共同創業者兼会長のマイケル・セイラー氏は、自身のX(旧ツイッター)で5,445BTCを1億4,730万ドル(約218億円)で追加購入したと発表しました。1BTCあたりの平均取得価格は27,053ドルとなります。

米証券取引委員会(SEC)に提出された報告書によると、マイクロストラテジーと同社子会社による追加購入日は8月1日~9月24日の間となります。

今回の追加購入により同社は、1BTCあたり約29,582ドルの平均取得価格で合計で15万8,245BTCを保有することとなり、同社のビットコイン保有総額の総購入価格は46億8,000万ドル(約6,926億円)に上ります。

同社による直近の追加購入は今年6月に平均29,668ドルで12,333BTCを3億4,700万ドル(約513.5億円)での購入となります。

セイラー氏は、引き続き戦略的財務準備資産としてビットコイン保有を提唱し、同社の仮想通貨投資への長期的な取り組みを強化する意向のようです。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

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