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米コインベース、予想を上回るQ2決算を発表|米マイクロストラテジー、Q2決算発表でBTCの追加購入を発表

本日2023年8月7日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は4,100,000円前後(時価総額:約82.53兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて20,000円高い水準です。
ビットコインは、概ね29,100ドル付近での小幅な値動きに終始しています。

本日の記事では、米コインベースが第2四半期決算発表で事前予想を上回る業績を示した話題や、米マイクロストラテジーがBTCの追加購入を継続する意向を発表したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米コインベース、予想を上回るQ2決算を発表

米仮想通貨取引所大手「コインベース」は4日、2023年第2四半期(4月~6月)の決算を発表。事前予想を上回る好業績を明らかにしました。

コインベースの決算発表によると、第2四半期は7億790万ドル(約1,005億円)の収益を記録。アナリストの事前予想6億2,900万ドル(約893億円)を上回ったと説明。一方で前年同期の収益となる8億830万ドル(約1,147億円)には及ばなかったことも明らかにしました。

なお、取引手数料による収益は3億2,700万ドル(約464億円)と昨年11月の仮想通貨取引所「FTX」破綻前の取引手数料収入である6億5,500万ドル(約930億円)を大幅に下回る結果となりました。
これについて、取引高が、前年同期の2,170億ドル(約30.8兆円)から、920億ドル(約13兆円)へと減少したことに伴うものと説明しています。

一方で、コインベースは、昨年より人員を30%以上減らすなど、経費削減を開始しており、第2四半期には経常営業費用を前年比50%近く削減することに成功したとも報告しています。

また、米証券取引委員会(SEC)による、コインベースが未登録証券を提供したとする提訴について、失望の意を表明した上で、これまでの法令遵守の取り組みに対する自信を示し、「今回の訴訟を、仮想通貨業界全体についての規制を明確化する機会として利用していきたい」とコメントしています。

coinpost.jp

【2】米マイクロストラテジー、Q2決算発表でBTCの追加購入を発表

米ソフトウエア会社「マイクロストラテジー」は1日、2023年第2四半期(4月~6月)の決算内容と、同社のビットコイン(BTC)保有状況について発表しました。

同社は、2020年8月より高いリターンとインフレ対策としての可能性に着目し、米上場企業として初めて財務資産としてのビットコインの保有を開始。過去3年間で25回以上の購入を実施してきました。

2023年6月30日現在で、マイクロストラテジーのビットコイン帳簿価額は23億2,300万ドル(約3,298億円)。1BTC当たりの平均取得価格は約29,668ドル(約421.2万円)と説明しています。
マイクロストラテジーのビットコイン保有量は、2023年7月末時点で152,800BTCへと増加しており、2021年第2四半期以降、同社が同一四半期内に追加購入したビットコインとしては最多となる12,333BTCを追加購入したことになります。
さらに、今期にも既に467BTCを1,440万ドル(約20.4億円)で取得したことを明らかにしています。

同社の最高財務責任者アンドリュー・カン氏はビットコイン戦略について、「機関投資家のビットコインへの関心の高まり、会計の透明性の進歩、ビットコインに対する規制の明確化が進められているといった、将来へ期待ができる状況の中で、ビットコイン購入を行った」とコメントしています。

同社は、ビットコイン市場が弱気相場に転換して以降も、ビットコイン購入戦略を崩しておらず、今後はライトニングネットワーク関連のプロダクト開発にも取り組む姿勢を示しています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

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