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香港警察と証券先物委員会、仮想通貨専門作業部ループを設置|エルサルバドル、初のビットコインマイニングプールをローンチ

本日2023年10月6日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は4,080,000円前後(時価総額:約79.62兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて20,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間6日午前8時過ぎにかけて28,100ドル付近へと上昇しました。現時点では27,400ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、香港警察と証券先物委員会が仮想通貨取引に関する違法行為への対策として作業グループを設立したことに関する話題や、エルサルバドルが国内初となるマイニングプールをローンチしたことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】香港警察と証券先物委員会、仮想通貨専門作業部ループを設置

香港証券先物委員会 (SFC) は、仮想通貨取引プラットフォーム(VATP)内での違法行為に対処る為、香港警察(HKPF)と協力して、仮想通貨専門の作業グループを設立しました。

SFCは、先月28日に行われた香港警察とのトップレベル会議後、ドバイを拠点とする仮想通貨取引所「JPEX」に関する捜査と関係者逮捕を受けて、香港警察の強化を目的とした作業グループを設立したとの声明を発表しました。

作業グループは、仮想通貨取引プラットフォームによる違法活動の監視と調査の強化、疑わしい活動に関する情報を共有、取引所のリスクの評価し、捜査に協力することとなります。

SFCの執行部長を務めるクリストファー・ウィルソン氏は、規制当局は「問題のあるVATPと戦い、投資家の利益を保護するために資源を活用していきたい」とコメント。また、香港警察のイブ・チョン副本部長は、作業グループが相互に情報を共有し「VATPから生じる課題に共同で対応し、香港の一般市民をよりよく保護する」ための重要な役割を果たしていくと述べています。

jp.cointelegraph.com

【2】エルサルバドル、初のビットコインマイニングプールをローンチ

エルサルバドルのマイニング企業「Volcano Energy(ボルケーノエナジー)」は4日、マイニングプール「Lava Pool」の採掘開始を発表しました。

Lava Poolは、ボルケーノエナジーと米マイニングソフトウェア企業「Luxor Technology」が共同で、エルサルバドルの豊富な地熱エネルギーを活用したビットコイン(BTC)の採掘を目指すマイニングプールとして立ち上げました。
ボルケーノエナジーは、このプールを通じてビットコインを排他的に採掘し、公私パートナーシップの取り組みの一部として、運営の純利益の23%をエルサルバドル政府へ寄付する計画を明らかにしています。

同社の幹部は、Lava Poolのローンチについて、「エルサルバドルが国家として、ビットコインのエコシステムで先行者利益を獲得した一例。我々のビジョンは、ビットコイン採掘とエネルギーの垂直統合した企業を作ること。その価値は投資家やエルサルバドルの国民に恩恵を与えるだろう」とコメントしています。

また、米ドルステーブルコイン「USDT」を発行する「テザー」社も2023年6月、ボルケーノエナジーに対して2億5,000万ドル(約372億円)の出資を発表。同社は、「持続可能なビットコイン・マイニングと、エルサルバドルの経済成長を支えていく」とコメントしていました。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

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