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米ブラックロック、現物型イーサリアムETFを申請へ|米SEC、8日以内に現物型ビットコインETFを承認の可能性=ブルームバーグETFアナリスト

本日2023年11月10日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は5,560,000円前後(時価総額:約108.66兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて60,000円高い水準です。
昨日のビットコインは、日本時間23時過ぎにかけて37,900ドル付近へと上昇後、36,700ドル付近へと反落しました。

本日の記事では、米資産運用大手ブラックロックが現物型イーサリアムETFの上場申請に向けて準備をしているとの話題や、米SECが今月17日までに現物型ビットコインETFを承認する可能性に言及した話題について取り上げたいと思います。

【1】米ブラックロック、現物型イーサリアムETFを申請へ

米資産運用大手「ブラックロック」は9日、現物型イーサリアムETFの上場申請に向けて、証券取引委員会へ登録書類を提出したことが明らかとなりました。

また、米証券取引所大手「ナスダック」がブラックロックの現物型イーサリアムETFの上場申請書類を提出したことも判明しており、書類内容によるとブラックロックは仮想通貨取引所「コインベース」傘下の「Coinbase Custody Trust Company」をETHのカストディアンに指名し、CME CF Ether-Dollar Reference RateというCMEの指数を利用する予定となっています。
また、ブラックロックのETF部門となるiSharesの名称を冠した「iShares Ethereum Trust」という企業体が登録されたことも明らかとなっています。

ブラックロックは今年の6月に初めて現物型ビットコインETFの上場申請を行い、審査結果を待つ状態にあります。一部報道によると、今月8日~17日の間に承認される可能性や、来年1月までには米証券取引委員会(SEC)が承認する公算が高いともみられています。

coinpost.jp

【2】米SEC、8日以内に現物型ビットコインETFを承認の可能性=ブルームバーグETFアナリスト

米情報サービス大手「ブルームバーグ」のETFアナリスト2人は、米証券取引委員会(SEC)が今後8日以内(今月17日まで)に、保留中となっている12件の現物型ビットコインETFの申請を承認する可能性があると述べました。

ブルームバーグのジェームズ・セイファート氏とエリック・バルチュナス氏は、あくまで可能性であることを強調した上で、11月9日からSECが12の現物型ビットコインETFの申請全てを承認する「窓」が開くと述べ、その中には米仮想通貨投資会社「グレースケール・インベストメンツ」のGBTC(グレースケール・ビットコイン投資信託)のETFへの転換も含まれるとの見方を示しました。
また、セイファート氏はSECが技術的には12件の申請のうち9件に関し、2024年1月10日までのいずれかの時点で90%の確率で承認が下されるとも予想しています。

ETF申請が承認された場合、個人投資家と機関投資家の両方がビットコイン投資へ容易にアクセス可能となるような、規制された金融商品の一つとなり、ビットコイン市場の取引量も大幅に拡大すると見ています。仮想通貨オンチェーン・データサイト「CryptoQuant.com」は、ETFによる市場効果について「米国で承認されれば、ビットコインは9,000億ドルの資産となり、仮想通貨市場全体では1兆ドル規模にまで成長するだろう」との予測を披露しています。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。