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ゲンスラー米SEC委員長、仮想通貨投資に注意喚起|ブラックロック、今週中のビットコイン現物ETF承認と予想

本日2024年1月10日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は6,641,000円前後(時価総額:約130.12兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて70,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間10日午前7時過ぎにかけて45,200ドル付近へと下落しました。現時点では46,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米SECのゲンスラー委員長が、仮想通貨投資家へ注意喚起を促した話題や、今週中にも現物型ビットコインETFの承認判断が下されるとの米ブラックロック社の予想に関する話題を取り上げたいと思います。

【1】ゲンスラー米SEC委員長、仮想通貨投資に注意喚起

米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長は8日、ソーシャルメディアプラットフォーム「X(旧Twitter)」上で、投資家に対して注意喚起を促す投稿を行いました。

ゲンスラー委員長はX上で仮想通貨投資家に対して、「仮想通貨の投資やサービスは、証券法などの法律を遵守していない可能性がある」と主張の上、「仮想通貨証券の投資家は、重要な情報や保護が提供されない可能性があることを理解すべきである」と注意喚起しました。
更に、「仮想通貨投資は非常にリスクが高く、価格が大きく変動することが多い」と指摘。そして「多くの大きなプラットフォームや仮想通貨が、破産したり価値がなくなったりしたリスクもある」ことについてコメントしています。
なお、ゲンスラー委員長による今回の投稿では、現物型ビットコインETFに関する言及はありませんでした。

SECはこれまで、投資家保護などの観点から現物型ビットコインETFは全て非承認としてきました。しかし、現在申請中の企業はSECの懸念を軽減する仕組みを導入しており、SECが先物ETFだけ承認していることを裁判所が恣意的であると昨年判断を下していることから、今回は承認されるとの期待も高まっています。
また、公正を期するために、SECが複数のETFを同時に承認する可能性が高いとみられ、早ければ本日中にも判断が下されるとの見方もあります。

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【2】ブラックロック、今週中のビットコイン現物ETF承認と予想

米ニュースチャンネル「フォックス・ビジネス」は、米資産運用会社「ブラックロック」が、現在上場申請中の現物型ビットコインETFについて10日に承認されると予想していると報じました。

1月10日は米証券取引委員会(SEC)が、米資産運用会社「ARK Investment Management」と「21Shares」が共同で申請しているETFについての最終承認期日に当たります。一部の報道によると米SECが複数のETFに承認を下す可能性も指摘されています。

ブルームバーグによると、既にブラックロックのETFが承認された場合、現物のビットコイン(BTC)からビットコインETFへ20億ドルの資金を移し替える投資家が存在することを報じています。

専門家によると、現物ビットコインETFの承認について、長期的には前向きな結果をもたらすとの意見が多くみられるものの、一方で短期的には「事実売り」が発生する可能性について言及しています。
この点について、仮想通貨分析会社「K33 Research」のアナリストは、「短期市場参加者のかなりの割合が、利益を得る機会としてETF承認イベントに注目している」と指摘の上で、承認後に売りが優勢となる確率を75%と予測しています。
また、長期的な見通しについて、米仮想通貨取引所「コインベース」のリサーチャーを務めるデビッド・ズオン氏は、「長期的には、現物型ビットコインETFが承認された場合、仮想通貨市場の時価総額に数十億ドルを追加し、仮想通貨へ更なる投資を呼び起こす可能性がある」と分析。さらに、「こうした成長には時間がかかると予測されるものの、ETF承認は規制された環境、包括性の向上、需要の大幅な増加などの土台になることが期待される」ともコメントしています。

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本日、こちらからは以上です。

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