本日2024年4月1日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,660,000円前後(時価総額:約209.84兆円)です。
昨日の同時刻帯と比べて80,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間午前9時頃にかけて71,400ドル付近へと上昇しました。現時点では70,480ドル付近に落ち着いています。
本日の記事では、米仮想通貨運用会社ビットワイズのCIOが、BTC価格について長期的には強気との見方を示したことに関する話題や、香港の金融大手VSFGが現物型ビットコインETFの5月上場に向けて手続きを進めていることに関する話題を取り上げたいと思います。
【1】BTC価格「長期的には猛烈な強気市場になる」=米ビットワイズCIO
米仮想通貨運用会社「Bitwise Asset Management(ビットワイズ)」の最高投資責任者(CIO)マシュー・ホーガン氏は、ビットコイン価格の見通しについて、短期的には横ばい、長期的には猛烈な強気市場になるとの考えを示しました。
ホーガンCIOは投資家宛のメモで、ビットコインの価格変動についての懸念に言及。その中で今月20日前後に半減期を控え、短期的に価格が不安定となるとの見方を示しました。しかし、今後数ヵ月~数年に渡り、モルガンスタンレーやウェルズ・ファーゴといった金融大手のアカウント・プラットフォームで現物型ビットコインETFの承認が期待され、「長期的には、ビットコインは猛烈な強気市場になると私たちは信じている。過去15ヵ月でほぼ300%上昇しているだけでなく、この傾向が続く強い理由がある」と語りました。
更に同氏は、ETFの立ち上げ以来流入した120億ドルについて「史上最も成功したETFの立ち上げ」と述べた上で、世界の資産運用会社がポートフォリオの1%をビットコインに割り当て始めると、これは仮想通貨市場への1兆ドルの流入を意味することになるとの見方を示し、現時点での「120億ドルはほんの手付金に過ぎない」とコメントしました。
【2】香港の金融大手VSFG、ビットコイン現物ETFの5月ローンチを目指す
香港を拠点とする金融大手「Venture Smart Financial Holdings Ltd.(VSFG)」は、早ければ今年5月にも現物型ビットコインETFをローンチすることを目指していると明らかにしました。
同社は今年1月、ビットコインETFの上場申請書類を香港の証券取引委員会(SFC)へ提出していました。
VSFGの投資・プロダクト責任者Brian Chan氏は、仮想通貨メディア「THE BLOCK」の取材に応じ、「念のため6月も視野に入れている。規制のプロセスで正確な日付を特定するのは難しいが、我々はSFCと積極的に話し合っている」とコメントしました。
3月末には、香港の金融規制当局が今年の第2四半期に、ビットコインETFの現物償還(in-kind)モデルを認めることを検討しているとも報じられていました。
香港では、これまで現物型ビットコインETFの承認事例がなく、米国での今年1月の承認及びその後の高い需要を背景に、香港での承認へ期待が高まっています。
ETFの申請についてはVSFGの他、中国最大規模の資産運用会社「Harvest Fund Management Co., LTD」も1月26日に申請書類を提出しています。
一部報道によると、香港の規制当局は米証券取引委員会(SEC)と同様に、公平な競争環境を確保することを目的として、複数のETFを同時に承認する可能性のあることも報じられています。仮に承認された場合、アジア初の事例となります。
本日、こちらからは以上です。