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米政府、過去に押収した2,000BTCを売却か|イーサリアムETFは12月承認の方が成功を収めるだろう=Bitwise社CIO

本日2024年4月3日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,049,000円前後(時価総額:約197.68兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて80,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間3日午前9時半過ぎに64,500ドル付近へと下落しました。現時点では66,300ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米司法省が過去に押収した2,000BTCを取引所へ送金し、売却する可能性のあることに関する話題や、Bitwise社CIOが、イーサリアムETFの承認時期を12月と言及したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米政府、過去に押収した2,000BTCを売却か

米司法省の管理する仮想通貨ウォレットから、米仮想通貨取引所「コインベース」へ、約2,000BTCを送金されたことが明らかとなりました。

 オンチェーン情報追跡会社「Arkham」のラべリングや著名Xアカウントに投稿された送金情報によると、米司法省による送金は、2022年に闇サイト上のマーケットプレイス「シルクロード」から「不正に取得した」仮想通貨で、有罪判決を受けたジェームズ・ジョン氏が所有していたビットコイン(BTC)とみられています。

米司法省は今年1月、裁判所へシルクロードから押収した2,934BTCを売却する意向を通知していました。米政府に限らず、多額の仮想通貨が取引所に送金されると売り圧に繋がる可能性があるとして、投資家に警戒されています。

なお、米政府当局は、当時押収した約50,000BTCのうち、2023年3月に約9,861BTCを2億1,500万ドル以上で売却したことを報告しています。

coinpost.jp

【2】イーサリアムETFは12月承認の方が成功を収めるだろう=Bitwise社CIO

米資産運用会社「Bitwise」のマット・ホーガン最高投資責任者(CIO)は1日、現物型イーサリアムETFの承認時期について、5月よりも12月まで遅れた方が成功するとの見解を示しました。

Bitwiseは、今年1月に現物型ビットコインETF「Bitwise Bitcoin ETF(BITB)」を立ち上げており、運用資産額は現時点で約21億ドルに上ります。これに続き同社は先月28日、米証券取引委員会(SEC)にイーサリアムETFの上場申請書を提出しています。

同社のホーガンCIOは、仮想通貨関連のYoutubeチャンネル「Bankless」に出演し、2024年末までにイーサリアムETFが米SECに承認される確率は50%と予測しました。
また、5月に承認される確率は20%程度と予想しており、米SECがイーサリアム財団を調査しているとの報道を受けて確率が大幅に低下している状態にあるとしています。
さらに同氏は、ビットコインETFの承認の際、米SECの意見に基づきETF発行業者が申請書を修正するというプロセスを何度か繰り返していたことを挙げ、イーサリアムETFについてはこうした動きが見られず、米SECとETF発行業者間の議論が活発ではないことを指摘し、5月に承認される可能性は低いとコメントしています。

同氏は、この状況について「伝統的金融の世界はまだ、ビットコインETFのことをよく理解しようとするプロセスにあり、まだ次の資産に取り組む準備はできていない」との見解を示し、さらに「5月よりは年末にイーサリアム現物ETFがローンチする可能性の方が高いが、その方が成功を収めるだろう」と語っています。

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本日、こちらからは以上です。

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