ビットコインの値動きや最新情報を、あなたに分かりやすく伝えたい

分かりやすさ重視で、技術的な説明は極力省きます。噛み砕きすぎて一部不正確だったり、解説に主観が交じったりもしますが、分かりやすさ重視のためとご理解ください。

米ARK Investmentと21Sharesがイーサリアム先物ETFを申請|米FBIが北朝鮮のハッカーグループによるBTC現金化に注意喚起

本日2023年8月25日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は3,810,000円前後(時価総額:約74.19兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べほぼ同水準で推移しています。
ビットコインは、現時点では26,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米ARK Investmentと21Sharesが米SECへイーサリアム先物ETFの上場を申請した話題や、米FBIが北朝鮮のハッカーグループによるBTCの現金化の動きに注意を促したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米ARK Investmentと21Sharesがイーサリアム先物ETFを申請

米資産運用企業「ARK Investment Management」と「21Shares」が共同で、米証券取引委員会(SEC)へイーサリアム(ETH)先物ETFの申請を行ったことが明らかになりました。

両者によって申請された2つのイーサリアム先物ETFは、「ARK 21Shares Active Ethereum Futures ETF」(ティッカーシンボル:ARKZ)と「ARK 21Shares Active Bitcoin Ethereum Strategy ETF」(ティッカーシンボル:ARKY)。24日付て米SECへ提出された申請内容によると、ARKZは資産の最低25%を、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)などで取引されている現金決済のイーサリアム先物契約に投資し、ARKYは、ビットコインとイーサリアムの先物契約の両方から成るとしています。また、両商品には投資顧問としてEmpowered Fundsが任命されています。

ARK Investmentと21Sharesは2021年にも、ビットコインスポットETFの立ち上げを目的として提携関係を締結しており、その際に申請したETFは2022年に米SECにより却下されています。

なお、米国では両社のほか、ValkyrieやGrayscale、VanEck、Bitwise、Volatility Shares、ProSharesなどの投資企業が、イーサリアム先物ETFを申請しています。

 

jp.cointelegraph.com

【2】米FBIが北朝鮮のハッカーグループによるBTC現金化に注意喚起

米国の連邦捜査局(FBI)は22日、北朝鮮のハッカーグループ「TraderTraitor」が、4,000万ドル(約58億円)相当以上のビットコイン(BTC)を現金化しようとしているとして民間企業らに注意喚起しました。

「TraderTraitor」は「ラザルス」や「APT38」の名称でも知られる攻撃者で、FBIの調査により、いくつかの仮想通貨ハッキングから不正に得た約1,580BTCを現在、6つのBTCアドレスに移動し保管していることを突き止められています。

FBIは、この6つのアドレスを明記し、民間企業に対して、これらのアドレスに関連付けられたブロックチェーンデータを調査し、当該アドレスと直接取引することや、これらのアドレスから派生した取引についても警戒する必要があると呼び掛けると共に、北朝鮮政府による、収入を得ることを目的としたサイバー犯罪や仮想通貨を利用した窃盗等の不法行為を摘発し、その撲滅に努めることを明言しています。

FBIは、今年7月に発生した仮想通貨決済プロバイダー「Alphapo」からの6,000万ドル(約87億円)に及ぶ盗難や仮想通貨ウォレットプロバイダー「CoinsPaid」での3,700万ドル(約53.6億円)の不正流出事件についても北朝鮮のTraderTraitorが関与していると見ています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。