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米SECがイーサリアム現物ETFを承認|ブラックロックのビットコインETFに2.9億ドルの流入

本日2024年5月24日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,620,000円前後(時価総額:約209.27兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて250,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間午前5時過ぎにかけて66,260ドル付近へと下落しました。現時点では67,600ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米SECがイーサリアム現物ETFの上場申請を承認したことに関する話題や今週21日にブラックロックのビットコインETFへ2.9億ドルの資金流入が見られたことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米SECがイーサリアム現物ETFを承認

米証券取引委員会(SEC)は24日、イーサリアム(ETH)の現物ETFの上場申請を承認しました。

今回米SECは、上場申請のあった米資産運用会社「BlackRock」や「Fidelity」、「Franklin Templeton」、「VanEck」、「Grayscale」、「ARK Investment・21Shares」、「Invesco Galaxy」、「Bitwise」の8社に対して証券取引所でETFを取引できるようにするためのルール変更の提案書類「19b-4」を承認しました。

一方、「19b-4」という取引所側の書類は承認されたものの、ETFの発行者は、取引を開始する前に「S-1」登録届出書を発効させる必要があり、これから米SECの承認プロセスを通過する必要があり、正式な取引開始時期は判明しておりません。有識者の見解によると、手続きには2、3週間から3ヵ月を要する場合もあるようです。

今回のETF承認は、多くのアナリストたちにとって想定外のとなり、今週月曜までは非承認の可能性が高いと見られていました。一部からは、米SECによるイーサリアム現物ETFの審査に、今年の大統領選挙に向けた政治的思惑が関係したとの憶測もあり、共和党候補ドナルド・トランプ氏が2週間前の行った仮想通貨業界を味方につける発言がきっかけとなったとの指摘もみられています。

coinpost.jp

【2】ブラックロックのビットコインETFに2.9億ドルの流入

米資産運用会社「BlackRock Inc.(ブラックロック)」のビットコイン(BTC)現物ETF『iShares Bitcoin Trust(IBIT)』の純流入額が、21日のビットコインETFへの総流入額の95%を占めていたことが明らかとなりました。

投資管理会社「ファーサイド・インベスターズ」の公表したデータによると、ブラックロックのIBITは、21日に2億9,000万ドルの大規模な流入を記録。これは、11のETF発行者全体の純流入額(3億570万ドル)の95%に相当します。
また、同社によると、ブラックロックのビットコインETFは開始以来、合計160億ドルの流入を記録しています。

ブラックロックへの順調な資金流入が確認される一方、同日、ヴァンエック・ビットコイン・トラストETF(HODL)は590万ドルの流出、ビットワイズ・ビットコインETF(BITB)は420万ドルの流出を記録していました。

ブラックロックのIBITは、2024年1月のローンチにも関わらず既に414の金融機関が購入しており、米金融大手「モルガン・スタンレー」は第1四半期時点(3月末)で420億円相当を保有していたことも明らかとなっています。
その他にも、ヘッジファンド大手「ミレニアム・マネジメント」や米銀行大手「ウェルズ・ファーゴ」、米大手投資・トレーディング会社「サスケハナ・インターナショナル・グループ」らによる購入も明らかとなっています。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

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