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英国で仮想通貨詐欺被害が前年から23%増加|米Cboe、2024年1月にBTCとETHの現物・先物取引を提供へ

本日2023年11月15日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は5,350,000円前後(時価総額:約104.56兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて180,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間15日午前4時過ぎにかけて34,700ドル付近へと下落しました。現時点では35,500ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、英ロイズ銀行が、消そう通貨投資詐欺被害に対して警告を発した話題や、米Cboeが来年1月にBTCとETHの現物・先物取引の提供を開始すると発表したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】英国で仮想通貨詐欺被害が前年から23%増加

英国の大手金融グループ「ロイズ銀行」は、拡大する仮想通貨投資詐欺被害に対して緊急警告を発表しました。

同行が発表したプレスリリースによると、今年これまでの仮想通貨投資詐欺の件数は昨年と比べ23%増加しています。被害額も平均1万3,115ドル(約197.3万円)と昨年の8,562ドル(約128.8万円)から増加しており、投資詐欺の3分の2はソーシャルメディアに投稿される偽の広告を起点としていると想定されます。

また、仮想通貨詐欺被害者の4分の1を25歳~34歳の個人が占めており、仮想通貨取引による一攫千金に惹かれた若い投資家がターゲットとなっているようです。
さらに同行によると、投資家は通常、詐欺にあったことに気付くまでに平均3回の支払いを行っており、最初の取引日から銀行に報告するまでに約100日を要しています。そのため、被害者が奪われた資金を取り戻すことは通常不可能とされます。

なお、ロイズ銀行による今回の調査結果は、米仮想通貨取引所「コインベース」が今年10月に実施した調査結果と一致しています。米国でも若い世代(Z世代やミレニアル世代)が伝統的なアメリカンドリームや金融システムに幻滅感を抱いており、仮想通貨など、より柔軟で既存の仲介者に依存しない新しい労働や所有、金融のモデルを積極的に構築しようする考えから、若い世代の約38%が、仮想通貨とブロックチェーンが伝統的な金融を超えた経済的機会を提供していると考えているようです。

jp.cointelegraph.com

【2】米Cboe、2024年1月にBTCとETHの現物・先物取引を提供へ

米国取引所大手「Cboe Global Markets」傘下の仮想通貨取引所「Cboe Digital」は、2024年1月11日にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物・先物取引を機関投資家及び個人投資家向けに開始すると発表しました。

これによりCboe Digitalは、米国で初めて現物取引と先物取引を単一のプラットフォームで提供する取引所になると述べています。

Cboeによる仮想通貨事業への参入は2017年12月以来となり、前回2019年6月にサービス開始以来わずか1年半で撤退した際には、その原因を取引数の低下によるデリバティブ事業の見直しと説明していました。

同社の代表を務めるジョン・パーマー氏は、「まもなく開始する取引は、Cboe Digitalにとって重要なマイルストーンとなる。デリバティブは仮想通貨の流動性とヘッジの機会を促進し、この市場の継続的に成長するための重要なステップになると信じている」とコメントしています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。