本日2017年9月27日（水）時点のビットコイン情報をお届けします。
16時頃のビットコイン価格は、435,000円前後（時価総額：約7.22兆円）です。
新しい材料待ちで値動きが乏しい状況です。
本日の記事では、中国・韓国についての最新情報をピックアップしてご紹介いたします。
【１】売買高が低調のなか、中国のシェアが5位に転落
値動きが乏しいため、売買高も低水準にとどまる中、中国元建てのシェアが、韓国ウォン建て・ユーロ建てに抜かれて、ついに5位に転落しました。
Bitcoin (BTC) - Live Bitcoin price and market cap
【9月27日16時現在】
円建て40％、ドル建て34％、韓国ウォン建て9％、ユーロ建て7％、中国元建て5％
中国元建ての内訳を見ると、10月末まで営業を継続する予定の大手取引所OKCoinとHoubiの2社で7割強のシェアを占めていますが、17％程度のシェアを持つBTCCを含め、その他の取引所の多くは9月末で停止する予定であるため、数日内には更に中国市場のシェアは下がる見込みです。
【２】中国のグレートファイアウォールによる規制が続く
最近、ヤフージャパンの検索サービスへのアクセスが突然制限されたことを先日お伝えしましたが、今度はFacebook傘下の人気メッセージアプリ「WhatsApp」が遮断されたようです。
「WhatsApp」は約10億人のアクティブユーザーを抱える世界No.1のメッセージアプリで、第2位は約8億5千万人の中国QQです。
ネット鎖国化の流れが止まらず、10月18日の中国共産党の党大会まで、仮想通貨に対しても何が起きるか読みづらい状況が続きそうです。
【３】韓国大手取引所Korbitを、韓国の最大手オンラインゲーム会社が買収
韓国の最大手オンラインゲーム会社で、日本でも幅広くサービス展開（東証1部上場）しているネクソンが、韓国大手取引所Korbitを約91億円で買収するようです。
韓国の最大手オンラインゲーム会社のネクソンが、韓国に拠点を置く仮想通貨取引所コルビット（Korbit）の経営権を買収する内容の株式売買契約（SPA）を締結した。
韓国金融マーケット情報アウトレットのハンキョン紙によれば、ネクソンはコルビットの株式のうち65.19％を、913億ウォン（91億円）で取得するとのことだ。
コルビットは2013年に創設された韓国初の取引所で、米投資家のティム・ドレイパー氏や、AngelList創始者のナバル・ラヴィカント氏などから２度の出資を受けていた。
買収後の戦略はまだ明らかになっていませんが、もともとオンラインゲームは、ゲーム内通貨でアイテムを購入したり交換したりするものが多く、仮想通貨との親和性が高いため、今後の取り組みが注目されます。
本日、こちらからは以上です。
