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6-18ヶ月以内に5万〜10万ドルとアナリスト予想|スーパービットコイン本日誕生か

本日2017年12月12日(火)時点のビットコイン情報をお届けします。
16時頃のビットコイン価格は、1,927,000円前後(時価総額:約32.25兆円)です。

昨日の同時刻帯より4万円ほど安い水準です。
CBOEでのビットコイン先物上場が実現したものの、まだ出来高は少なく、その影響度も含めて様子見といった雰囲気です。

本日の記事では、SAXOBANKのアナリストが今後6-18ヶ月以内にビットコイン価格が5万〜10万ドルに達すると予想している記事や、日経新聞が本日朝刊1面でビットコインの円建てシェアが世界トップとなっていることを報じたニュースと取引所の混雑ぶり、及び本日中にも分裂誕生予定のスーパービットコインについて取り上げたいと思います。

 

【1】SAXOBANKのアナリスト、6-18ヶ月以内に5万〜10万ドルと予想

SAXOBANKのアナリストであるケイ・ヴァン・ピーターセン氏は、ビットコイン価格は今後6-18ヶ月以内に5万ドル〜10万ドルに達すると予想しています。

同氏は、1,000ドル未満だった昨年12月時点で、ビットコイン価格が今後2,000ドルに達するという予測を立てて的中させており、2,000ドルを超えた今年6月時点では更に、2027年までに10万ドルに達するとの予測を打ち出していました。
今回は到達時期を相当前倒しした格好です。

同氏は今後ビットコインを始めとする仮想通貨が、10年間の平日通貨取引の平均日量(ADV)の10%を占めるようになると見ているようです。
外国為替のADV5兆ドルの10%、すなわち5,000億ドルが仮想通貨に、その35%がビットコインが占めるなら、1,750億ドルのビットコインが毎日取引されるようになる、としています。
ビットコインの時価総額はデイリーボリュームの10倍と計算すれば1兆7,500億ドル、その時点の総発行量1,700万BTCで割ると、1BTCは10万ドルを超える計算です。

 

同氏は、これまで機関投資家の参入がない中、ここまで高騰してきたビットコイン市場に、ビットコイン先物に続いて、今後ビットコインETFなどの投資商品が上場されて機関投資家が参入してくることで、更に価格は高騰すると見ています。

日本国内でもビットコインが100万円に到達した11月27日、来年2018年には200万円に到達するだろうという声が聞かれていましたが、実際には来年どころか僅か11日後に200万円を突破することになりました。

年初から10数倍もの値上がりを見せているビットコインの値動きを見る限り、6-18ヶ月以内に現在の6倍となる10万ドルに到達するという予想についても、全くあり得ない話と笑い飛ばすことはできそうにありません。

cryptocurrencymagazine.com

 

【2】ビットコイン投資家の急増で、取引所は大混雑

日経新聞が12月12日付の朝刊1面で、ビットコインの日本円建てシェアが4割に達し、世界最大のシェアを握っていることを報じました。ここ最近、テレビなどの主要メディアでもビットコインが取り上げられる機会が増えてきています。

2017年4月の仮想通貨関連法施行や、米大手取引所CBOE、CMEでのビットコイン先物上場決定により、ビットコインに対する認知度、信頼度が高まったこともありますが、何と言っても今年の価格急騰により多大な利益を上げた人が続出したことが更なる投資家を大量に生んだ主因と言えるでしょう。

www.nikkei.com

 

一方、投資家の急増に伴って各取引所システムの負荷が高まり、一時的にアクセス不能となることが日常茶飯事となっています。
11月末には世界最大規模の米Coinbaseでも「6月と比較して8倍のアクセス」が集中したことで長時間接続不可となったり、CBOEでも日本時間12月11日午前8時のビットコイン先物上場前後には、Webサイトにアクセスが集中して接続不可となりました。

国内の取引所でも新規口座開設審査や入出金がさばききれず、ビットコインネットワークの混雑も相まって、全般的に滞りがちです。
バブルと呼ばれて久しいビットコインですが、世界中で新規参加者が続々と増加してビットコインを買い求める構図が変わらない限り、当面はこの熱狂が続きそうです。

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【3】本日中にも、スーパービットコインが分裂誕生か

ビットコインから分裂誕生する予定だったビットコインプラチナが、韓国の10代少年が企画した詐欺だったと昨日報じられたばかりですが、今月12月、来月1月には続々とビットコインの分裂が予定されており、次はスーパービットコインが本日中にも誕生する予定です。

スーパービットコインは、ビットコインのブロック高が498,888に達した時のビットコイン保有者に付与される設計とされており、一部の海外取引所は既に対応することを発表しています。

マイニングされたブロック 12/12/2017

一方、国内の取引所からスーパービットコインについてのアナウンスは確認できず、10月に分裂誕生したビットコインゴールドについては、付与とすると発表した取引所でもまだ付与が始まっていません。
金融庁がビットコインゴールドを仮想通貨として認可するのを待っているとの噂も流れています。

ビットコインプラチナの詐欺報道が出たこともあり、これまでの分裂と比べて注目度は低いものの、498,888ブロックに向けてビットコインを買い進める投資家は世界中で一定数いると思われます。

10分に1ブロックのペースで進めば、日本時間12月12日午後7時台にも498,888ブロックに到達する見込みです。

 

本日、こちらからは以上です。

 

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。