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三井物産が、金にペッグした仮想通貨の発行を計画|テッド・クルーズ米上院議員、ビットコインを購入か

本日2022年2月7日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は4,800,000円前後(時価総額:約92.52兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて90,000円高い水準です。
先週末のビットコインは、日本時間4日午後10時過ぎに約2週間ぶりとなる40,000ドル台を回復しました。現時点では42,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、三井物産が金にペッグした仮想通貨の発行に乗り出すとの話題や、ビットコイン推進派として知られるテッド・クルーズ米上院議員がビットコインを購入したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】三井物産が、金にペッグした仮想通貨の発行を計画

日本経済新聞は4日、国内の大手総合商社「三井物産」が今月中にも金(ゴールド)にペッグした仮想通貨を発行すると報じました。

報道によると、三井物産が発行する仮想通貨「ジパングコイン(ZPG)」は、発行額と同額の金(ゴールド)をロンドン市場から調達し、1ZPGを金(ゴールド)1グラムとしてひも付けます。
また、ジパングコインは三井住友銀行が補償を行い、仮想通貨取引所を通じて個人投資家向けに販売するようです。

同社は、ジパングコインについて、実物資産であり価格変動の緩やかな金(ゴールド)を裏付けることで、裏付け資産がなく価格変動の激しいビットコインなど仮想通貨とは異なる金融商品として、リスク回避やインフレヘッジの他、仮想通貨による新たな金投資商品として、若年層の投資需要にも繋げたいようです。

三井物産では、既にセブン銀行などと仮想通貨取引所を設立しており、販売当初は自社出資の仮想通貨取引所で個人向けに販売する予定としています。
将来的には、他の仮想通取引所での取り扱いを開始し、さらに個人がスマートフォンのウォレットを利用して買い物の決済に利用できる仕組みも検討しているようです。

なお、ジパングコインが実現した場合、金(ゴールド)にペッグする仮想通貨の発行は国内初の試みとなります。
また、海外では米仮想通貨関連サービス会社「Paxos」が金(ゴールド)にペッグしたステーブルコイン「PAX Gold(PAXG)」を発行しており、仮想通貨データサイト「CoinMarketCap」のによると現時点で、PAXGの時価総額は3億5,700万ドル(約412.2億円)、価格は210,000円付近で取引されています。

www.nikkei.com

【2】テッド・クルーズ米上院議員、ビットコインを購入か

米テキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員(共和党)が自身初とみられるビットコイン(BTC)を購入したことが、4日に開示書類で明らかになりました。

米国では未公開情報から利益を得ることを防止するため、連邦議員は株式や債券、商品先物などの売買を、取引から45日以内に開示することが法律で義務付けられています。
今回開示された書類によると、ビットコインの購入日は2022年1月25日となり、購入額は1.5万ドル(約172.8万円)~5万ドル(約576.2万円)。購入価格は、21日の急落後に付けた36,000ドル~37,000ドル台となることから、「押し目買い」の可能性も浮上しています。

クルーズ上院議員は、ビットコインやブロックチェーンの支持推進派として知られ、2021年10月に開催されたテキサス・ブロックチェーンサミットでは、テキサス州で発生する電力不足や停電問題に関して、仮想通貨マイニング工場を大量に作ることで解決できるとの持論を展開したほか、米連邦議会議事堂内のギフトショップや自動販売機で仮想通貨による決済を導入するための決議案を提出したこともあります。

また、これまでにクルーズ上院議員の他、上院の仮想通貨推進派で関連法案を提出した実績を持つシンシア・ルミス上院議員やパット・トゥーミー上院議員もビットコインやイーサリアム(ETH)の投資信託に投資していることが明らかとなっています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。