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米オプション取引所CBOE、ビットコインETFの申請を取り下げ

本日2019年1月25日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は391,000円前後(時価総額:約6.84兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べてほぼ横ばいの水準です。
ビットコインは、日本時間22日20時頃に瞬間的に付けた3,462ドル(Bitfinexレート)の安値から持ち直し基調にあるものの、買い材料も乏しく、3,600ドル~3,700ドル程度の狭い値幅での動きが続いています。

本日の記事では、米CBOEによるビットコインETFの申請取り下げのニュースを取り上げたいと思います。

 

【1】米オプション取引所CBOE、ビットコインETFの申請を取り下げ

米証券取引委員会(SEC)は23日、シカゴオプション取引所(CBOE)が2018年6月に行ったVan Eck/SolidX版のビットコインETF(上場投資信託)の申請を取り下げたことを発表しました。

同ETFの承認を巡っては、SECが18年8月から検討を開始し、その後承認に関する決定が3度延期されており、今年2月27日までに最終的な判断が下される予定となっていました。世界初のビットコインETFの最有力候補と目され、近日中にも承認されるとの期待もあった中での申請取り下げは市場の失望を誘っています。

ただ、Van Eck社のCEOであるJan Van Eck氏によると、今回の申請取り下げは上場を諦めてのものではなく、現在も過去最長期間を更新し続けている米政府機関の一部閉鎖を理由としたもので、行政が正常に戻った段階で再申請を行う考えを示しています。

政府機関の閉鎖はSECにも影響を及ぼしており、ビットコインETFの課題としているカストディや市場操作のリスクなどについての議論を行うスタッフが不足しているという現状があります。そのため、このまま承認が流れてしまうよりも、時期をみて再申請し、最終判断まで新たに最大240日の猶予期間を得ることを選んだとみられます。

ビットコインETFは、機関投資家からの投資マネーの流入が見込まれることから、低迷が続く仮想通貨市場の起爆剤として期待されています。しかし、今回の申請取り下げによって、最終的な判断が来年以降に持ち越しとなる可能性も少なからずあり、仮想通貨市場にとっては好転のきっかけを掴めない状況がまだしばらく続くこととなりそうです。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

 

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。