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米マイクロストラテジー、1,434BTCの追加購入を発表|米決済大手ビザ、銀行向けに仮想通貨アドバイザリーサービスを開始

本日2021年12月10日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は5,500,000円前後(時価総額:約104.15兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて140,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間10日午前5時過ぎにかけて47,300ドル付近へと下落しました。現時点では48,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米ソフトウエア会社マイクロストラテジーが、1,434BTCの追加購入を発表した話題や、米決済大手ビザが銀行向けに仮想通貨アドバイザリーサービスの提供開始を発表したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米マイクロストラテジー、1,434BTCの追加購入を発表

米ソフトウエア会社「MicroStrategy inc.(マイクロストラテジー)」は9日、12月に入り初めてのビットコインの買い増しを実施したことを明らかにしました。

同社のCEOを務めるマイケル・セイラー氏のツイートやマイクロストラテジーが米証券取引委員会(SEC)へ提出した書類によると、同社は11月29日~12月8日の間に1,434BTCを約8,240万ドル(約93.4億円)で追加購入しました。
新たに購入したビットコインの平均取得価格は57,477ドルとなります。

今回の購入により、同社のビットコイン保有数は合計で122,478BTC、平均購入価格は29,861ドルとなり、保有資産は59億ドル(約6,691億円)を超えることとなりました。

セイラーCEOは、かねてよりビットコインの保有について、「ビットコインは、信頼できる価値の貯蔵庫であり、現金を保有するよりも長期的に上昇する可能性のある魅力的な投資資産であるという当社の信念を反映したものです」との見解を示しています。
また、ビットコインについて10年後には100倍の資産クラスとして成長するとの考えを示しており、マイクロストラテジーはビットコインの追加購入の動きを継続する方針のようです。

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【2】米決済大手ビザ、銀行向けに仮想通貨アドバイザリーサービスを開始

米決済大手「Visa(ビザ)」は8日、銀行の仮想通貨ビジネスをサポートする仮想通貨アドバイザリーサービスを開始したことを発表しました。

新部門の設立は、仮想通貨やステーブルコイン、NFT(ノンファンジブル・トークン)関連のガイダンスを求める企業の需要が拡大していることが背景にあり、同部門はクライアントとなる金融企業の仮想通貨関連事業の開発をサポートします。具体的には、銀行などの金融企業と仮想通貨エコシステムの橋渡しや、同社のコンサルティング&アナリティクス部門と連携した仮想通貨関連戦略の立案と実施といったサービスが含まれます。

同社の欧州仮想通貨事業部門責任者ニコラ・プレカス氏は新部門の設立に関して、「仮想通貨セクターに参入しようとする金融機関は増えつつある。これまでのところ、お客様の関心は、暗号化のトレンドがお客様の日常業務にどのような影響を与えるかという点にある」と述べています。

また、同社の仮想通貨担当責任者カイ・シェフィールド氏は、「銀行はこの9ヵ月間に、消費者が仮想通貨へのアクセスを求めていることを認識する転換点があった。一方で銀行は、取引所やウォレットなど仮想通貨ビジネスにどのように取り組むべきかを明らかにしたいと考えている」との見解を示しています。

なお、同社ではアドバイザリー部門の設立と並行して、世界8市場で6,000人以上の金融意思決定者を対象としたアンケート調査を実施。今回の調査結果によると、仮想通貨の認知度は94%に上り、全世界の回答者の18%が来年中にメインバンクを、仮想通貨関連商品を提供する銀行に変更する可能性が「高い」、又は「非常に高い」と回答しています。
また、既に仮想通貨を保有している消費者の場合、回答者の40%が、取引銀行を仮想通貨関連商品を提供する銀行に変更する意思があると回答しています。

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本日、こちらからは以上です。

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