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米マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏がCEOを退任し、会長へ|米金融大手チャールズ・シュワブ、仮想通貨関連ETFをローンチ

本日2022年8月3日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は3,000,000円前後(時価総額:約65.15兆円)です。

昨日の同時刻帯ほぼ同水準で推移しています。
ビットコインは、日本時間3日午前2時過ぎにかけて23,400ドル付近へと上昇。現時点では23,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー氏がCEOを退任し会長職に就くとの話題や、米金融大手チャールズ・シュワブが仮想通貨関連ETFをローンチすることに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏がCEOを退任し、会長へ

米ソフトウエア会社「マイクロストラテジー」は2日、マイケル・セイラー氏のCEO退任と、会長職への就任を発表しました。

同社の発表によると、セイラー氏は今月8日付でCEOを退任し、新たにエグゼクティブ・チェアマン(会長)に就任。フォン・ル社長がCEOに就任することになります。
セイラー氏は今回の人事について、「取締役会長とCEOの役割を分けることで、ビットコインの取得・保有とソフトウェア事業の成長という2つの企業戦略をより良く追及出来るようになると考えている。私は、会長としてビットコインの取得戦略や関連するビットコイン支持の取り組みにより注力し、フォン氏はCEOとして企業運営全般を管理・推進する」とコメントしています。

セイラー氏は、1989年にマイクロストラテジーを設立し、98年に株式を公開して以来、同社のCEOとしてリーダーシップを発揮。また、2020年にはビットコイン(BTC)の大量保有を開始し、主要な財務準備資産としてビットコインを採用した初の上場企業となりました。
なお、同社は現時点で129,699BTCを保有、平均取得価格は30,664ドル。直近では6月29日に480BTCを追加購入した事が確認されています。

マイクロストラテジーでは、今後もセイラー氏が会長として、主にイノベーションと長期的な企業戦略に注力すると共に、取締役会の投資委員会トップとして同社のビットコイン保有戦略を担うこととなる予定です。

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【2】米金融大手チャールズ・シュワブ、仮想通貨関連ETFをローンチ

米金融大手「チャールズ・シュワブ」の資産運用部門「シュワブ・アセット・マネジメント」は、仮想通貨関連のETF(上場投資信託)を4日にニューヨーク証券取引所Arcaへ上場する予定と発表しました。

ETFの名称は「Schwab Crypto Thematic ETF」。ティッカーシンボルは「STCE」となり、仮想通貨やその他のデジタル資産の開発又は利用から利益を得る可能性がある企業へのエクスポージャーを提供すると説明しています。

現状、米証券取引委員会(SEC)では、ビットコイン(BTC)への直接のエクスポージャーを提供するETFに許可を与えていない為、同ETFはシュワブ・アセット・マネジメントの新しい独自指数「シュワブ・クリプト・セマティック指数」に連動するように設計され、マイニングやステーキング関連の企業、ブロックチェーンや分散型台帳技術によるアプリケーション開発を行う企業などの株式へ投資することで、間接的に仮想通貨に投資することとなります。
なお同社によると、年間運用経費率は0.30%となり、STCEは現在投資家が利用できる仮想通貨関連ETFの中で最も低コストを実現する予定のようです。

同社のマネージング・ディレクター兼株式商品管理・イノベーション担当のデビッド・ボセット氏は、「仮想通貨エクスポージャーに関心のある投資家にとって、仮想通貨から直接的・間接的に収益を得ようとする企業が増えるにつれ、考慮すべきエコシステムが存在する」と語り、投資家やアドバイザーがシュワブETFに期待する透明性と低コストという利点、成長する世界のエコシステムへのアクセスを提供するとコメントしています。

なお、シュワブ・アセット・マネジメントでは、今年3月にも仮想通貨関連企業へ投資する仮想通貨ETF「シュワブ・クリプトエコノミー・インデックス」を発表しており、今回の発売はこれに続くものとなります。

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本日、こちらからは以上です。

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