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GBTCがローンチ以来初の資金流入超過へ|米ブロック社、Q1決算発表でビットコイン製品による利益の10%でBTC購入へ

本日2024年5月8日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は9,660,000円前後(時価総額:約190.43兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて100,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間8日午前9時半過ぎにかけて62,100ドル付近へと下落しました。現時点では62,500ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、GBTCがETF転換以来初となる資金流入超過を記録した話題や、米ブロック社が株主へビットコイン製品による利益の10%でBTC購入すると説明したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】GBTCがローンチ以来初の資金流入超過へ

米仮想通貨投資会社「グレイスケール・インベストメンツ」が提供する現物型ビットコインETF「Grayscale Bitcoin Trust(GBTC)」が4日、今年1月のビットコインETFのローンチ以来初めて、資金流入が流出を上回りました。

GBTCは、今年1月のETFへの転換以来、約4ヵ月にわたって資金流出が続いていたものの、今月4日の米株式市場取引終了後に、合計6,300万ドルの資金流入超過を記録したことを明らかにしています。

これまでGBTCからは、管理手数料が1.5%と他のETF取扱業者と比べ高額であることや現物型ETF転換前からの償還需要、破綻した米仮想通貨取引所「FTX」や米仮想通貨融資サービス「ジェネシス」によるGBTC売却などの要因により、資金流出が続いていました。
仮想通貨投資家ディヴィックスマン氏は、GBTCが全てのビットコインETFにおける「主要な売り圧力源」だったものの、「潮目が変わりつつある」とコメントしています。

なお、オンライン分析ツール「Arkham」のデータによると、GBTCで現在保有するビットコインは297,217BTCとなり、1月のETFローンチ直前の619,220BTCからほぼ半減しています。

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【2】米ブロック社、Q1決算発表でビットコイン製品による利益の10%でBTC購入へ

米SNS大手「X(旧Twitter)」の共同創業者として知られるジャック・ドーシー氏が率いる決済サービス会社「Block(旧Square)」は3日、2024年第1四半期(1月~3月)決算報告において、同社のビットコイン関連製品からの粗利益の10%を、毎月ビットコイン(BTC)の購入に充てると発表しました。

ドーシーCEOは、株主へ宛てた決算報告の書簡にて「今後、ビットコイン製品からの粗利益の10%をビットコイン購入に投資する」と伝え、「我々はビットコインをバランスシートに載せた最初の公開企業の1つだ」と付け加えました。

この計画決定の背景について、社内及びビットコイン市場で前向きな展開が多くあったことを挙げ、定期的に投資を行うことで、市場のタイミングという課題を回避し、リスクを抑えながら長期的な投資ポジションを最適化する戦略だと説明しています。

同社が、2024年第1四半期にビットコインから得た粗利益は、キャッシュアップ事業を通じた顧客売上から8,010万ドル(約123.5億円)となり、今回の計画によると、現在のビットコイン価格が63,000ドルと仮定した場合、127BTCを購入できることとなります。

なお、Block社は2020年第4四半期と2021年第1四半期に合計2億2,000万ドル(約339.2億円)相当のビットコインを購入。2024年第1四半期終了時点で5億7,300万ドル(約883.5億円)相当をバランスシート上に保有しています。

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本日、こちらからは以上です。

 

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