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ビットコインETFへの流入資金の多くは新規マネーではない可能性=JPモルガン分析|大きな出来事がない限り5万ドル以下には下落しない=ギャラクシーデジタルCEO

本日2024年3月15日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,020,000円前後(時価総額:約196.90兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて800,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間15日正午過ぎにかけて66,700ドル付近へと下落しました。

本日の記事では、ビットコインETFへの流入資金の多くは取引所など既存の場所からの移動の可能性に言及したJPモルガンのレポートに関する話題や、米ギャラクシーデジタル社CEOが、BTCは大きな出来事がない限り5万ドル以下には下落しないとの見通しを示したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】ビットコインETFへの流入資金の多くは新規マネーではない可能性=JPモルガン分析

米投資銀大手「JPMorgan Chase & Co.(JPモルガン・チェース)」のアナリストは14日、米国で1月に上場された現物型ビットコインETFに流入している資金は、主に仮想通貨取引所のような、既存の場所から移動している可能性が高いとするレポートを発表しました。

同社のアナリストは、「ビットコインETFがローンチして以降、合計で約70億ドル相当のビットコイン(BTC)が仮想通貨取引所から流出している。また、個人投資家からのビットコインETFへの純流入額は90億ドルではなく20億ドルに近い可能性がある」との見方も示しています。

その他、今回のレポートでは、最近のビットコインの価格上昇は主に、ゴールド(金)とビットコインの先物に投資している個人投資家とヘッジファンドら投機筋の機関投資家が主導しているとの見方も示しています。

そして、ゴールドのETFからの資金流出について、投資マネーがゴールドからビットコインにシフトしているとの見方を否定し、2月以降、投資家がゴールドとビットコイン先物の両方を購入しており、これが価格上昇の主因となっていると指摘しています。

さらに、金ETFの投資家がビットコインETFにシフトしていないのは、彼らがパンデミック以来、かなり力強く安定的に金の延べ棒やコインを購入しているからだとも語っています。

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【2】大きな出来事がない限り5万ドル以下には下落しない=ギャラクシーデジタルCEO

仮想通貨投資会社「Galaxy Digital」のマイケル・ノボグラッツCEOは13日、CNBCのインタビューに応じ、ビットコイン(BTC)価格の見通しについて、50,000~55,000ドル以下には下落しないと語りました。

ノボグラッツCEOは、米国の現物型ビットコインETFへの資金流入がプラスの間はビットコインの上昇基調は続くと語り、その際、大きな出来事が起きない限り50,000~55,000ドル以下には下落しないとの見解を示しました。

また同氏はその根拠として、ビットコインETFが米証券取引委員会(SEC)に承認され、ビットコインが支持されるようになり、資金のあるベビーブーマー(1950年から1964年生まれ)と呼ばれる団塊世代の考え方が急激に変化し、ビットコインへの投資を検討する動きが見られるようになったことを指摘しています。

一方で、ビットコインETFの資金流入がマイナスになった場合、調整局面に入ると予測しており、相場や資金調達率が過熱するような場合、調整の準備をしなくてはならないと語りました。
また、ノボグラッツCEOは、ビットコインは価格発見(price discovery)モードにあり、100,000ドルを達成する可能性もあると指摘しています。

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本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。