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英国で今年4月以降、仮想通貨ETNの上場申請を受け付けへ|米マイクロストラテジー社、12,000BTCの追加購入を実施

本日2024年3月13日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,600,000円前後(時価総額:約209.00兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて60,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間13日正午過ぎにかけて72,100ドル付近へと上昇しています。

本日の記事では、英金融行動監視機構が今年4月以降、プロの投資家向けに仮想通貨ETNの上場を許可することを発表したことに関する話題や、米マイクロストラテジー社が12,000BTCの追加購入したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】英国で今年4月以降、仮想通貨ETNの上場申請を受け付けへ

FCA(英金融行動監視機構)は11日、認定取引所がプロの投資家向けに仮想通貨ETN(上場投資証券)を上場することを許可すると発表しました。

このETNは、投資会社や信用機関などプロの投資家のみに取引が認められ、個人投資家による取引は引き続き禁止されます。
仮想通貨ETNは、仮想通貨に連動する上場商品となり、金融機関が発行することとなります。LSE(ロンドン証券取引所)は、レバレッジを掛けない形で、ビットコイン(BTC)及びイーサリアム(ETH)の原資産の裏付けがあり、少なくとも9割がインターネットに接続せずに管理されることなどを条件として、2024年4~6月(第2四半期)に承認申請を受け付ける旨の声明を発表しました。

FCAは同日、「仮想通貨のETN上場という取引所からの要請に反対しない」との声明を発表。その一方で、「仮想通貨ETNは損害をもたらす為、個人投資家には向かない」と指摘の上、「仮想通貨はリスクが高く、ほとんど規制されていないことに改めて注意を喚起する。投資する場合は全額を失う覚悟を持つべき」と説明しています。

www.nikkei.com

【2】米マイクロストラテジー社、12,000BTCの追加購入を実施

米ソフトウエア会社「マイクロストラテジー」は11日、2月26日~3月10日の間にビットコイン(BTC)を新たに約12,000BTC追加購入したことを明らかにしました。

同社のマイケル・セイラー会長は自身のX(旧Twitter)アカウントで、約8億2,170万ドルで約12,000BTCを追加購入し、平均取得価格が68,477ドルであったことを発表しました。
今回の追加購入により同社のビットコイン保有数は205,000BTCへと増加し、全体の平均取得コストは33,706ドルと前回の31,544ドル(2月)、前々回の31,224ドル(1月)から押し上げられることとなりました。

セイラー会長は、今回の追加購入後にCNBCの番組に出演し、ビットコインについて、「少なくともデジタル・ゴールドであることは間違いなく、ゴールドの立ち位置に取って代わるだろう」とコメントしました。
さらに、ビットコインを通貨と見なすことについて、「根本的な誤解」と指摘した上で、「サイバースペースにおける10億ドルの財産として考えることをお勧めしたい」と語っています。

これについて、米資産運用会社「ブラックロック」のラリー・フィンクCEOも、今年1月にCNBCのインタビューに応じた際、ビットコインについて、「私はそれが通貨になることは決してないと思っている。資産クラスだと信じている」とコメントし、通貨の代替ではなく資産保有のための代替手段としての役割を強調していました。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。