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現物型ビットコインETF取引高が10億ドルを突破|マイクロストラテジー、1月中にBTCを追加購入

本日2024年2月9日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は6,850,000円前後(時価総額:約134.42兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて240,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間9日12時頃にかけて46,400ドル付近へと上昇しました。現時点では46,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、今月7日の現物型ビットコインETFの取引高が10億ドルを突破したことに関する話題や、米マイクロストラテジー社が1月中に850BTC追加購入していたことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】現物型ビットコインETF取引高が10億ドルを突破

ブルームバーグ・インテリジェンスでアナリストを務めるジェームズ・セイファート氏は、先月上場された現物型ビットコインETFの1日における総取引額が、2月7日に10億ドル(約1,490億円)を突破したと発表しました。

セイファート氏によると、米資産運用会社ブラックロックの「iシェアーズビットコイントラスト(IBIT)」が1日で3億4,100万ドル(約509億円)の取引量を記録。米仮想通貨投資会社グレースケール・インベストメンツのグレースケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)が2億9,500万ドル(約440億円)、米資産運用会社フィデリティの「ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)」は2億ドル(約298億円)となり、その他のファンドが1日の取引量で1億8,800万ドル(約280億円)を記録し、合計で10億ドルを突破しました。
同氏は、この数字について「大したことではない」とコメント。「取引量は増加しているが、取引開始の最初の数週間とは比べものにならない」とも言及しています。

また、著名な投資家で作家のフレッド・クルーガー氏は、新たに立ち上げられた9つのETFファンドの合計BTC保有量が、2月7日時点で約187,000BTCを保有しており、最大の企業保有者となる米ソフトウエア会社「マイクロストラテジー」の190,000BTCを上回ろうとしている点を指摘し、「ETFは世界の資産を飲み込む勢いだ。彼らにとってビットコインはデザート程度のものだ」と仮想通貨市場におけるETFの優位性の高まりを強調しました。

jp.cointelegraph.com

【2】マイクロストラテジー、1月中にBTCを追加購入

米ソフトウエア会社「マイクロストラテジー」は7日、1月中にビットコイン(BTC)を総額3,720万ドル(約55.5億円)で850BTC追加購入し、現在190,000BTCを保有していることを明らかにしました。

同社のアンドリュー・カンCFOは、2023年第4四半期の財務報告の席上、同社は第3四半期末から31,755BTCを追加購入し、2023年を通じて平均購入価格33,580ドルで合計56,650BTCを取得したことを報告しました。更に、「第4四半期にビットコイン価格の著しい上昇を経験し、戦略的な資本市場活動と手元資金の活用により、ビットコインの積み増しを行ったことで、株主に対してさらなる価値を提供し続けることができた」と説明しました。

同社の共同創業者マイケル・セイラー氏は、「2024年はビットコインが機関投資家レベルの資産クラスとして誕生した年だ。今後15年はビットコインにとって、規制された、制度的で、成長が高い時期になるだろう」とコメントし、今後もビットコインの追加購入を継続する意向を明らかにしました。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

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