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仮想通貨流入額が6月に20億ドル到達=コインシェアーズ・レポート|米ビットコイン現物ETF、19日連続の純流入後、6,500万ドルの流出を記録

本日2024年6月12日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,600,000円前後(時価総額:約209.16兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて60,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間12日午前1時過ぎにかけて66,100ドル付近へと下落しました。現時点では67,500ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、デジタル資産投資商品への資金流入額が20億ドルに到達したとするコインシェアーズの週次レポートに関する話題や、19日連続で続いた米ビットコイン現物ETFへの資金流入が流出に転じたことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】仮想通貨流入額が6月に20億ドル到達=コインシェアーズ・レポート

英仮想通貨運用会社「Coin Shares(コインシェアーズ)」は10日、ほぼすべてのプロバイダーが資金流入を記録し、総額20億ドルの流入を記録したとのレポートを発表しました。

同社の週次レポートによると、
6月の初期流入により、デジタル資産商品の5週間の合計流入額は43億ドルを記録。さらに、取引上上場商品(ETP)の取引量は、6月第1週に128億ドルへと急増し、前週比55%の増加を記録したと報告しています。

これについてコインシェアーズは、「この感情の変化は、米国の予想よりも弱いマクロデータに直接反応し、金融政策の金利引き下げ期待を前倒しにしたものだと考えられる」との見解を示したうえで、ポジティブな価格動向が総運用資産(AUM)を2024年3月以来初めて1,000億ドル以上に押し上げたともコメントしています。

デジタル資産投資商品のプロバイダー別には、米仮想通貨投資会社「グレイスケール・インベストメント」が2,900万ドルの流出。英仮想通貨運用会社「Coin Shares(コインシェアーズ)」は1,100万ドルの流出を記録しています。
一方、流入については、米資産運用会社「BlackRock」が最も多く、9.48億ドルの流入。次いで「Fidelity」が6.80億ドルの流入を記録しています。

なお、6月第1週は、イーサリアム(ETH)投資商品が6,890万ドルの資金流入と、今年3月以来の流入額を記録しています。
これについて各資産運用会社は、先月23日に米証券取引委員会(SEC)がイーサリアム(ETH)現物ETFを承認したことに対する反応である可能性が高いと考えているようです。

jp.cointelegraph.com

【2】米ビットコイン現物ETF、19日連続の純流入後、6,500万ドルの流出を記録

米国で上場されているビットコイン(BTC)現物ETFの純流入が19日連続で過去最高を記録した後、10日に総額6,493万ドル(約101億円)の資金流出を記録しました。

仮想通貨分析プラットフォーム「SosoValue」によると、最大の資金流出は米仮想通貨投資会社「グレイスケール・インベストメント」のGBTCからとなる4,000万ドル(約62.8億円)の流出。次いで、米投資運用会社「インベスコ」のBTCOから2,000万ドル(約31.4億円)の流出を記録しました。

一方、純流入を記録したのは、米資産運用会社「Bitwise」のBITBとなり、800万ドル(約12.5億円)の純流入を記録。次いで米資産運用会社「BlackRock」のIBITも600万ドル(約9.4億円)の流入を記録しています。

6月7日金曜日に終了した記録的な19日間連続の純流入額は40億ドル(約6,280億円)を超え、今年1月の取引開始以来、11の銘柄で合計156.2億ドル(約2兆4,520億円)の純流入を記録しています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

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