ビットコインの値動きや最新情報を、あなたに分かりやすく伝えたい

分かりやすさ重視で、技術的な説明は極力省きます。噛み砕きすぎて一部不正確だったり、解説に主観が交じったりもしますが、分かりやすさ重視のためとご理解ください。

米SNS大手フェイスブック、次期主力事業でのNFT活用に言及|米ウォートンスクール、ブロックチェーンクラスの学費を仮想通貨払い可能に

本日2021年10月29日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は6,900,000円前後(時価総額:約131.84兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて約270,000円高い水準です。
先週に史上最高値を更新して以降、上値の重さが目立つビットコインは、依然として60,000ドルを巡る攻防が続いています。

本日の記事では、SNS大手フェイスブックが新事業に絡みNFT市場への参入意向を示した話題や、米ペンシルベニア大ウォートン校が一部プログラムの授業料を仮想通貨でも受け付けることを発表したこと話題を取り上げたいと思います。

【1】米SNS大手フェイスブック、次期主力事業でのNFT活用に言及

米SNS大手フェイスブックは28日、仮想現実空間「メタバース」に事業の軸足を移していく姿勢を示すべく、同日付けで社名を「Meta(メタ)」に変更することを発表。新たに注力していくメタバース事業の一環として、NFT(ノンファンジブルトークン)分野にも参入する意向を示しました。

メタバース事業では、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などの技術を組み合わせて構築された仮想空間に、VRゴーグルなどの端末を着用して入り込み、「アバター」と呼ばれる自身の分身を操作して他のアバターと交流したり、ビジネスをしたりするといったことが構想されています。

また、メタバース部門を率いるヴィシャール・シャー氏によると、「メタバースのプラットフォームでは、NFTのような限定デジタル商品を容易に販売したり、デジタルスペースに展示したり、安全に再販したりすることも可能となる」といいます。

従来のメタバースは、その空間内のアイテムが容易にコピーできてしまったり、サービスが終了してしまえば何も残らなかったりといったデメリットがありました。ただ、NFTを活用することにより、アイテムの所有権を明確にしたり、メタバース内と現実世界の間でアイテムなどの出し入れが可能になるため、デジタルコンテンツのマネタイズ手段がさらに広がることが期待されます。

なお、Metaの発表を受けてマーケットでは、市場規模拡大への思惑から、ディセントラランド(MANA)やサンドボックス(SAND)といったメタバース関連トークンを物色する動きが見られています。

coinpost.jp

【2】米ウォートンスクール、ブロックチェーンクラスの学費を仮想通貨払い可能に

米北東部の私立エリート校グループ「アイビー・リーグ」に属するペンシルベニア大学のビジネススクール「ウォートン・スクール」はこのほど、来年1月から開始する新たなオンラインプログラム「Economics of Blockchain and Digital Assets(ブロックチェーンとデジタル資産の経済学)」の学費を、仮想通貨でも受け付けることを発表しました。

支払いに利用できるのは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、USDコイン(USDC)の3銘柄。決済にあたっては、米仮想通貨取引所コインベースが提供する企業向けの仮想通貨決済プラットフォーム「Coinbase Commerce(コインベース・コマース)」を利用するとしています。

このプログラムでは、金融や技術など様々な分野の専門家を対象に、スマートコントラクトや自律分散型組織(DAO)といったブロックチェーンの使用事例をケーススタディとして扱うようです。

同校によると、米国のビジネススクールが仮想通貨で学費の支払いを認めるのは、今回が初のケースになるといいます。

なお、学費の仮想通貨払いを世界で初めて認めたのは、2013年のニコシア大学(キプロス)だとされています。この他、米キングスカレッジや英カンブリア大学、加サイモンフレーザー大学、メキシコのアメリカプエブラ大学、ドイツの欧州経営大学(ESMT)、仏フィナンシア・ビジネススクールなども仮想通貨による学費の支払いを受け付けています。

世界各国の教育機関が仮想通貨による学費の支払いを受け付ける背景には、信頼できる銀行がない国の留学生にも、迅速かつ低コストに送金できる環境を提供する狙いがあるようです。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。