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ビットコイン、69,000ドルへ過去最高値を更新|米決済大手Visa、仮想通貨関連事業の拡充に向けて求人を開始

本日2021年11月12日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は7,400,000円前後(時価総額:約140.00兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて40,000円高い水準です。
ビットコインは、史上最高値を更新後、62,800ドル付近へと急落。その後は、
64,000ドル~65,000ドル台を中心とした方向感に乏しい値動きを続けています。

本日の記事では、ビットコインが69,000ドルへと高値を更新した話題や、米決済大手Visaが仮想通貨関連事業の拡充に向け求人を開始したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】ビットコイン、69,000ドルへ過去最高値を更新

ビットコイン価格は10日、一時69,000ドルへと過去最高値を更新したものの、その後は6,000ドルを超える大幅な急落となり、大量のロスカットが発生しました。

米証券取引委員会(SEC)によるビットコイン先物ETFの初承認や米大手企業による仮想通貨関連事業への参入がビットコイン市場の追い風となっていた中、10日は米労働省が発表した10月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比+6.2%と1990年11月以来、約31年ぶりの上昇率となったことを受けて、ビットコイン価格は一時69,000ドルまで過去最高値を更新しました。

しかし、日本時間午前4時過ぎにドイツ通信社が、「中国の不動産開発大手中国恒大集団がデフォルト(債務不履行)の手続きを準備」していることを報じると、大量のロングポジションのロスカットが発生し、ビットコイン価格は一時62,800ドル付近へと急落しました。
その後は、ブルームバーグが「中国恒大集団が猶予期限が10日とされたドル建て債3本の利払いを完了」を報じたことから、デフォルト懸念が緩和され、64,000ドル台へと値を戻しました。

仮想通貨分析アプリ「bybt」のデータによると、この6,000ドルを超える値幅の急落に際し、24時間で清算されたロングポジションは約6.8億ドル(775億円)に及ぶとされています。
一方、これまでのところ、24時間の清算額が過去最大となった9月上旬のフラッシュ・クラッシュ時の36.8億ドル(約4,200億円)ほどの影響は確認されていません。

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【2】米決済大手Visa、仮想通貨関連事業の拡充に向けて求人を開始

米決済大手「Visa(ビザ)」は10日、仮想通貨取引所やウォレット、NFT(ノンファンジブル・トークン)マーケットプレイスとの機能統合を担当するディレクターの人材募集を開始しました。

主な職務内容としては、①仮想通貨取引所、ウォレット、NFTマーケットプレイス向けのカード受け入れ戦略の策定と実行による国内及びクロスボーダーでの支払い額と収益の拡大、②地域の営業チームと協力し、仮想通貨関連業者やユーザーが法定通貨から仮想通貨への換金を容易とするサービス受け入れの拡大、③クロスボーダー決済の利用拡大に向けた共同マーケティングプログラムの実行を挙げています。

同社は応募資格として、仮想通貨に通じ高度な分析能力を持つ意欲的な人材を求めているようです。具体的には、決済業界及び仮想通貨決済サービスプロバイダーに関する知識を有し、コンサルティング、クライアントサービス、データサイエンス、又はグローバルビジネスの最適化に関する経験を持つことを求めています。

また同社は、今年に入り大手仮想通貨VCの新しいファンドへの参画や、NFT市場でのクライアントやパートナーの導入支援、10月初旬には中央銀行デジタル通貨(CBDC)やステーブルコインの相互運用に向けたネットワーク構築計画も明らかになるなど、仮想通貨関連事業への積極的な参加が報じられています。

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本日、こちらからは以上です。

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