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FDIC、米破綻銀行の買収入札で仮想通貨顧客を禁止する条件を付与|FRB、リアルタイム決済システム「FedNow」の7月稼働を発表

本日2023年3月17日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は3,400,000円前後(時価総額:約66.42兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて180,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間17日午前11時過ぎにかけて25,900ドル付近へと上昇しています。

本日の記事では、米連邦預金保険公社FDIC)が今月破綻した米銀2行の買収入札について、仮想通貨事業者の顧客を放棄することを条件としたことに関する話題やFRBがリアルタイム決済システム「FedNow」を7月に導入すると発表したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】FDIC、米破綻銀行の買収入札で仮想通貨顧客を禁止する条件を付与

連邦預金保険公社FDIC)は、今月破綻したシリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー銀行の買収に関心を持つ銀行など入札企業に対して、17日までに入札を実施するように要請しました。

さらに、ロイター通信は、FDICが入札要件として「仮想通貨顧客とのビジネス関係の継続を禁止する」との内容を組み込んだと報じています。

今月に入り、両行やシルバーゲート銀行など仮想通貨業界と関連の深い銀行3行の破綻と閉鎖が相次いでおり、業界関係者の間では、今回の買収入札で仮想通貨事業者の顧客を放棄する条件が付いたことで、「規制当局による業界に対する過度な取り締まり」を懸念する声も聞かれています。

米連邦準備制度理事会FRB)のジェローム・パウエル議長は7日、上院銀行委員会の公聴会において、仮想通貨には多くの混乱が見られるため、「銀行は関与に慎重になるべき」とコメントの上、「我々は詐欺や透明性の欠如、取り付けリスクのように、非常に大きな混乱を目にしている」と述べ、仮想通貨業界への銀行のサービスについて警戒感を示していました。

coinpost.jp

【2】FRB、リアルタイム決済システム「FedNow」の7月稼働を発表

米連邦準備制度理事会FRB)は15日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)やステーブルコインの代わるものとの見方もある、24時間リアルタイム決済システム「FedNow(フェドナウ)」を7月から稼働すると明らかにしました。

FRBは2019年8月、米国でより素早く支払いの実行を可能とする手段となることを目的に、24時間リアルタイム決済システムの開発を発表していました。
FedNowは、連邦準備制度によって管理され、商業銀行の資金を送り手からFedクレジット口座を通じてその受取人に流すことで、24時間リアルタイム(数秒以内)のグロス決済を提供可能とするシステムです。

FRBの発表によると、4月第一週よりシステム参加者の認証を開始し、6月には正式稼働に向けた検証作業に移行する予定のようです。
今後、同決済システムは、送金業務を行う金融機関同士の資金移動に利用され、利用者は金融機関の規模や地理的条件に関わらず、リアルタイム送金に対応する見込みです。

FRBでは特に資金繰りなどに制約を受ける中小企業にとっての利便性の向上を見込んでいると述べ、米財務省とあらゆる規模の多様な金融機関が立ち上げ時からネットワークを利用する準備が整ったとも語っています。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

 

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