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Twitterが投げ銭機能の実装を検討か、ビットコイン活用に期待|著名歌手AKON、仮想通貨都市の設立でセネガルと合意

本日2020年1月16日(木)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は946,000円前後(時価総額:約17.18兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて約10,000円安い水準です。
独自材料には乏しいものの、堅調なアルトコイン市場に連られる形で、日本時間15日22時頃に一時8,903ドルまで上昇。約2ヵ月ぶりの高値水準まで持ち直しています。

本日の記事では、Twitter社が投げ銭機能の実装を検討しているとの報道や、著名歌手がセネガルに仮想通貨都市を設立するとの報道を取り上げたいと思います。

 

【1】Twitterが投げ銭機能の実装を検討か、ビットコイン活用に期待

米テック系メディアのThe Information(ザ・インフォメーション)は13日、関係者の話として、Twitter社がツイートで投げ銭(チップ)を送信できる機能の実装を検討していると報じました。

Twitter社は報道の事実を否定しているものの、同社のジャック・ドーシーCEOが、熱狂的なビットコイン支持者として知られていることから、市場では仮に投げ銭機能が実装されれば、ビットコインを筆頭とする仮想通貨が用いられるのではないかとの期待の声が聞かれています。

ドーシー氏はこれまでに、「ビットコインは世界共通の単一通貨になる」と発言しているほか、Facebookがリブラプロジェクトを発表した際にも、「特定の企業によって管理された通貨よりも、オープンな通貨の方が多くの人の役に立つ」との考えから、リブラプロジェクトへの参加や独自仮想通貨の発行の可能性を強く否定しています。

また、ドーシー氏は昨年、自身がCEOを務める決済大手スクエアで、仮想通貨部門
「Square Crypto(スクエア・クリプト)」を立ち上げており、ビットコインが日常的に利用できるものとなるよう、オープンソースのビットコインプロジェクトの支援などを行い、エコシステムの強化にも取り組んでいます。

現時点では実装の有無はわかりませんが、Twiiterは世界で3億人超のユーザーを抱え、仮想通貨コミュニティ内でも広く活用されているSNSだけに、その動向が注目されそうです。

jp.cointelegraph.com

【2】著名歌手AKON、仮想通貨都市の設立でセネガルと合意

グラミー賞の受賞経験もあるR&Bシンガー、AKON(エイコン)氏は14日、母国セネガルに独自仮想通貨「AKoin(エイコイン)」で全ての取引が行われる仮想通貨都市「Akon City(エイコン・シティ)」を設立することで最終合意したことを明らかにしました。

エイコン・シティの計画は、2018年にセネガルのマッキー・サル大統領から、同国西部のブレーズ・ジャーニュ国際空港から車で5分ほどの場所にある2,000エーカー(約8平方キロメートル)土地を贈られたことをきっかけに始まったといいます。

エイコン氏自身がコンセプト作りを行うエイコン・シティは、最先端のスマートシティとして、仮想通貨や再生可能エネルギーなど、様々な最先端テクノロジーが導入される見通しで、国際的な環境性能認証制度「LEED」の認証を受けたセネガル初の都市になるようです。

建設は最終合意に先行してすでに2019年3月から開始しており、完成は約10年後を見込んでいます。

なお、エイコインは「One Africa, One coin」をキャッチフレーズとした独自仮想通貨で、近くベータプラットフォームがローンチ予定であるほか、年内にも取引所に上場する計画となっているようです。

Twitter社のジャック・ドーシー氏が、「ビットコインの未来はアフリカにある」とコメントしているように、通貨の信用力が低く、銀行口座を持たない人も多いアフリカは、伸びしろの大きい仮想通貨市場として注目されています。

エイコン氏も、「仮想通貨やブロックチェーンは、アフリカにとって救世主となり得る。人々に力を取り戻させ、通貨システムに安全性を取り戻し、人々は自分自身を前進させるためにそれを活用できる」と発言しており、エイコン・シティの誕生をきっかけにアフリカ経済が躍進することを期待しています。

coinpost.jp

本日、こちらからは以上です。

 

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