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コインエックスにニューヨークでの営業禁止命令|米SECの規制強化がBTC価格上昇に寄与=マイケル・セイラー氏

本日2023年6月16日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は3,580,000円前後(時価総額:約69.59兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて70,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間16日午後1時過ぎにかけて25,600ドル付近へと値を戻しています。

本日の記事では、仮想通貨取引所コインエックスがニューヨーク州で営業停止命令を受けたことに関する話題や、米マイクロストラテジーの共同創業者セイラー氏が、米SECの規制強化の影響からBTC価格が上昇するとの見方を示したこと
に関する話題を取り上げたいと思います。

【1】コインエックスにニューヨークでの営業禁止命令

香港に拠点を置く仮想通貨取引所「CoinEx(コインエックス)」は15日、米国ニューヨーク州のレティシャ・ジェームズ州検事総長により、同社が証券・商品ブローカー登録を怠ったとの理由から、同社の資金約170万ドル(約2.3億円)を差し押さえ、営業停止命令を下しました。

なお、ニューヨーク州検事総長は、今年2月にも当局への登録を怠った件で、コインエックスを告発していました。

ジェームズ州検事総長は、「今日の合意は、仮想通貨関連企業に対する警告である。ニューヨークの法律を無視し、投資家を欺き、ニューヨーカーを危険にさらす仮想通貨関連企業に対しては厳しい制裁が下される。我々の事務所は法を大胆に無視する仮想通貨関連企業に対する取り締まりを続ける」との声明を発表。同社に対して、4,691人に及ぶニューヨークの投資家に117万ドル以上を返金し、州に対して60万ドル以上の罰金を支払うことを要求しました。また、州内において証券及び商品の提供と販売、購入を禁止され、同社のプラットフォームを利用可能とすることも禁止されました。

なお、ジェームズ州検事総長は、仮想通貨市場における欺瞞的行為により影響を受けたニューヨーカーに対して、これらの問題をニューヨーク州司法長官室(OAG)に報告することを強く求めています。

jp.cointelegraph.com

【2】米SECの規制強化がBTC価格上昇に寄与=マイケル・セイラー氏

米ソフトウエア会社「マイクロストラテジー」の共同創業者マイケル・セイラー氏は、最近の米証券取引委員会(SEC)の取り締まりの影響によって、ビットコイン(BTC)価格を25万ドル(約3,500万円)にまで押し上げる可能性があるとコメントしました。

セイラー氏は13日、ブルームバーグとのインタビューに応じ、SECの最近の取り締まりが最終的にビットコインの価格上昇につながるとの持論を披露しました。
「(SECの)見解は、仮想通貨取引所ビットコインのような純粋なデジタル商品を取引・保有すべきであり、業界全体がビットコイン中心の業界へ合理化される運命にある」と語り、仮想通貨取引所ビットコインの大幅な価格上昇のきっかけになるとの見解を示しました。
さらに、「ここからビットコインが10倍になり、さらに10倍になるのが次の論理的なステップだ」と主張。当局による規制の明確化が、市場の混乱や不安を払拭し、これによって機関投資家によるビットコインの採用も後押しされることになるとみているようです。

更に同氏は、ビットコインの市場シェアが今年、40%から49%へ増加したことについても、SECの影響があることを指摘し、将来的には市場シェアが80%にまで増加し、「混乱と不安」のなくなった後に仮想通貨に「大型機関投資家の資金」が流入するとの見通しも示しています。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

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