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BTC、半減期後に4万2000ドルまで下落の可能性=JPモルガン|ビットコイン、保有者の97%が含み益に=IntoTheBlock調査

本日2024年3月1日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は9,200,000円前後(時価総額:約180.97兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて70,000円安い水準です。
ビットコインは、日本時間午前4時過ぎにかけて60,350付近へと下落しました。現時点では61,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、JPモルガンがBTCの半減期以降、42,000ドルの水準まで下落する可能性に言及するレポートを発表した話題や、仮想通貨分析会社IntoTheBlockが、BTC保有者の97%は含み益の状態にあるとする報告に関する話題を取り上げたいと思います。

【1】BTC、半減期後に4万2000ドルまで下落の可能性=JPモルガン

米投資銀大手「JPMorgan Chase & Co.(JPモルガン・チェース)」のアナリストは先月28日、4月以降に半減期の熱狂が収まれば、ビットコイン(BTC)価格は42,000ドルの水準まで下がると予想するレポートを発表しました。

レポートによると、JPモルガンのアナリストは、価格予想の前提として「歴史的に採掘コストはビットコイン価格の下限として機能している」点を挙げ、半減期によって採掘コストは42,000ドルとなると計算しています。

同アナリストは、現在のビットコインの採掘コストの中央値は26,500ドルと見積もっており、半減期後は単純計算でこの値が2倍の53,000ドルになると説明しています。
一方で、半減期後は採掘報酬が減少することから効率性の低いマイニング業者が事業を撤退することにより、ハッシュレート(マイニングの際、1秒間に行う演算回数・採掘速度)が20%減少することとなり、電気料金など採掘コストが低下する点を考慮した場合、採掘コストの中央値は42,000ドルとなるとの見解を示しています。

また、今回のレポートでは半減期後、経営に苦慮するマイニング業者が発生し、地域を超えて業者の合併や買収が複数起こることも予想しています。さらに、収益を守るためにコストを削減することで上場企業のシェアが増加するとの見方も示しています。

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【2】ビットコイン、保有者の97%が含み益に=IntoTheBlock調査

仮想通貨分析会社「IntoTheBlock」は29日、ビットコイン(BTC)保有者の97%が含み益の状態にあるとする調査結果を発表しました。

日本時間28日夜、ビットコイン価格は2021年以来となる60,000ドルを突破。こうした最近の急騰によりその保有者の97%が利益を得ている状態にあるとIntoTheBlockは分析しています。また、同社によれば、現在の含み益の状態は、ビットコインが史上最高値を更新した2021年の強気相場以来の水準としており、現在アナリストからは、最高値の更新は確実との見方も上がっています。

現在、ビットコインの価格を押し上げている主な要因として、今年1月に上場された米国の現物型ビットコインETFの需要増加と、4月に予定される半減期による供給ペースの低下を挙げています。

なお、世界で最もビットコインを保有する上場企業として知られる米ソフトウエア会社「マイクロストラテジー」のマイケル・セイラー会長は、先月26日、1.55億ドルで3,000BTCの追加購入を発表。これにより同社のビットコイン保有数は193,000BTCへと増加し、含み益は44億ドルに上るとしています。同社では今後の見通しについて、今後数年間、ビットコイン価格が大幅に上昇する可能性に言及の上、「今後もビットコインを高値でも買い続ける」とコメントしています。

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本日、こちらからは以上です。

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