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米利下げ延期でBTC価格上昇抑制の可能性=グレースケール|仮想通貨取引所からの出金額が急増

本日2024年3月4日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は9,550,000円前後(時価総額:約187.70兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて250,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間4日午前9時過ぎにかけて64,300ドル付近へと上昇しました。現時点では63,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米仮想通貨投資会社グレースケールが米国の利下げの時期が短期的に仮想通貨価格の動向に影響を与えるとするレポートを発表した話題や、仮想通貨分析会社クリプトスレートが仮想通貨取引所からの出金額の急増を指摘したことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米利下げ延期でBTC価格上昇抑制の可能性=グレースケール

米仮想通貨投資会社「グレースケール・インベストメンツ」は1日、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げの時期が、短期的に仮想通貨価格の動向を左右し得るとする市況レポートを発表しました。

同社のレポートでは、「仮想通貨市場は今年、ビットコインETFへの資産流入と様々なファンダメンタル要因に支えられ、好調なパフォーマンスを見せてきた。しかし、前回の仮想通貨サイクルからの重要な教訓は、FRBの金融政策や経済状況などのマクロ要因が仮想通貨の評価に大きな影響を与える可能性があるということだ」と説明しています。

FRBが今後数ヵ月以内に利下げを実施した場合ドル安となり、ビットコイン(BTC)などドルと競合する資産の評価を下支えする可能性があると分析。更に、マクロ市場の見通しが引き続き前向きであれば、ビットコインは今年後半に最高値を更新する可能性もあると言及しています。
一方で、マクロ見通しがあまり好ましくなければ、ビットコインの価格が抑制される場合があると指摘し、投資家に対して今後の金利政策の行方をチェックしておくべきだと述べています。

coinpost.jp

【2】仮想通貨取引所からの出金額が急増

仮想通貨分析会社「クリプトスレート」は、仮想通貨取引所から過去最速で数十億ドル規模のビットコイン(BTC)が流出していることを明らかにしました。

同社の調査・データアナリストを務めるジェームズ・ヴァン・ストラテン氏は、ブロックチェーン分析会社「グラスノード」のデータに基づき、今月1日だけで約23億ドルの流出を確認し、「金曜日には合計23億ドル相当のビットコインが取引所から出金された。これは過去5年間で最大規模の出金だ」とコメントしています。

また同氏は、今回の流出規模について2021年6月28日~29日に発生した記録的な出金額に匹敵すると言及しています。
こうした仮想通貨取引所からの出金は通常、投資家が今後の価格上昇を見込んで、即座に売却せずにコールドウォレットなどで中・長期間保有するためと考えられ、売り圧力の低下に繋がるとされています。

一方で、市場データプロバイダー「CryptoQuant(クリプトクオント)」のアナリストを務めるCrypto Dan 氏は、「新しい投資家が流入しており、近い将来、多くの新しい"個人"投資家の流入が予想される」とコメント。更に6ヵ月以上休眠状態にあった投資家も目覚めつつあると述べ、新たな資金流入の可能性について言及しています。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。