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今年、多数の機関投資家が仮想通貨への投資配分を増やす計画=Nickel Digital調査|テスラのBTC保有数に変化か、購入再開との見方も

本日2024年3月8日(金)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は9,920,000円前後(時価総額:約195.06兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて90,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間8日午前10時過ぎにかけて67,300ドル付近へと上昇しました。現時点では67,000ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、機関投資家への意識調査で多数の回答者が今年仮想通貨への配分を増やすと回答したとのNickel Digitalの調査結果に関する話題や、テスラ社によるBTC購入再開の噂に関する話題を取り上げたいと思います。

【1】今年、多数の機関投資家が仮想通貨への投資配分を増やす計画=Nickel Digital調査

ロンドンの仮想通貨投資管理会社「Nickel Digital Asset Management」は、機関投資家を対象とした意識調査を実施した結果、今年、仮想通貨への投資配分を増やすとの回答が大半を占めたと発表しました。

調査によると、既に仮想通貨などデジタル資産にエクスポージャーを持つ機関投資家や資産管理会社の約74%が、2024年に仮想通貨への投資配分を増やすことを計画していると回答しました。

また、回答のあった機関投資家の約87%が、仮想通貨及びデジタル資産セクターへの投資機会は「魅力的」と回答しており、さらに20%は「非常に魅力的」であると表明しています。
さらに、今後5年間を見据えた場合においては、92%が仮想通貨などデジタル資産への投資を「魅力的」、41%が「非常に魅力的」と回答しています。

また、米国や英国、ドイツなどのプロ投資家の13%が、デジタル資産への投資配分を「大幅に」増やす意向であると回答しています。
同社の共同創業者、アナトリー・クラチロフ氏は、短期・中期的に仮想通貨やデジタル資産への投資を増やす可能性の高いカテゴリーとして、政府系ファンド、年金基金、ファミリーオフィス、資産管理会社、ヘッジファンドを挙げています。

coinpost.jp

【2】テスラのBTC保有数に変化か、追加購入再開との見方も

仮想通貨のオンチェーンデータ分析会社「Arkham(アーカム)」は、カリスマ起業家として知られるイーロン・マスク氏の率いる電気自動車大手「テスラ」が現時点で11,509BTCを保有しており、前回の決算時よりも1,789BTC増加しているとの分析結果を明らかにしました。

同社は2021年2月に約15.5億ドルを投資し、約43,200BTCを取得し、ビットコインによるテスラ車購入代金の支払いの受け入れを開始しました。
しかし、その後ビットコインのマイニングが環境に負荷を与えることを理由に支払いオプションを停止し、同年3月には保有分の10%を、2022年第2四半期中には保有の75%を売却し、保有量は9,720BTCへと減少していました。

現時点で、テスラ社とマスク氏は、同社によるビットコイン追加購入の可否について言及しておりません。
最近の数字の変更は会計上の誤りである可能性もあるものの、一部のユーザーは、同社がビットコイン購入を再開しており、次回の決算報告で追加購入を報告するのではないかと指摘しています。

jp.cointelegraph.com

本日、こちらからは以上です。

本ブログはビットコインなどの情報提供を目的としますが、内容の正確性を保証するものではありません。仮想通貨の取引はご自身の判断で行なってください。