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米マイニング大手マラソンデジタル、半減期後に買収機会をうかがう|ロンドン証券取引所、5月に仮想通貨ETNを上場へ

本日2024年3月27日(水)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,600,000円前後(時価総額:約209.76兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて20,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間27日午前10時過ぎにかけて70,700ドル付近へと上昇しました。現時点では70,300ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、米マイニング大手マラソン・デジタルがBTC半減期後の買収機会をうかがっていることに関する話題や、ロンドン証券取引所が5月に仮想通貨ETNの取り扱いを開始することに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米マイニング大手マラソンデジタル、半減期後に買収機会をうかがう

米ナスダック上場、北米最大のマイニング会社「Marathon Digital Holdings(マラソン・デジタル・ホールディングス)」は、4月20日頃と予想されるビットコイン(BTC)の半減期後に小規模マイニング業者を買収するチャンスが訪れると述べました。

米CNBCの報道によると、マラソン・デジタルのフレッド・ティールCEOは、株式非公開のマイニング業者の場合、資本へのアクセスや設備投資の能力が限定される点や、大規模なマイニング業者が規模拡大を競っている状況を指摘し、採掘報酬が6.25BTCから3.125BTCへと減少するビットコイン半減期には、大規模マイニング業者が、財政的なストレスを受けた小規模マイニング業者を合併することが可能となると語りました。

ティールCEOは、今年1月時点で同社のバランスシートに10億ドル(約1,517億円)相当を保有しており、半減期後を見越して、機会があれば事業拡大に使うことを考えていると語っていました。

マラソン・デジタルは先週、テキサスに200メガワットのデータセンターを8,730万ドル(約132.4億円)で購入し、半減期を乗り切るための設備増強を発表していました。
また同社は2月、米ナスダック上場のマイニング会社「Hut8」からテキサス州グランベリーとネブラスカ州カーニーの施設を1,350万ドル(約20.4億円)で継承することも決定しています。

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【2】ロンドン証券取引所、5月に仮想通貨ETNを上場へ

ロンドン証券取引所(LSE)は25日、5月28日にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の上場投資証券(ETN)の取り扱いを開始すると発表しました。

LSEは、来月8日から仮想通貨ETNの取引に向けた申請を受け付ける見通しです。新たに立ち上げられる市場は、イギリスの規制当局に当たる金融行動監視機構(FCA)の承認が必要とされています。

仮想通貨ETNのファクトシートの要件によると、「ロンドン証券取引所で取引が認められるETNは、適格投資家に適切であり、特に『適格投資家のみ』と指定された取引セグメントでのみ」利用可能と記述されています。また、原資産は英国や欧州連合及び米国のマネーロンダリング対策ライセンスを受けたカストディアンによってコールドストレージで保管される必要があると定めています。

今回のロンドン証券取引所の動きは、米証券取引委員会(SEC)が1月に現物型ビットコインETFを承認したことに続く動きと見られます。ただ、新たに立ち上げられるETNは、個人投資家向けではなくプロの投資家のみが利用可能となります。
金融行動監視機構は、計画の中で仮想通貨における市場操作といった悪用行為に対する対策強化を目標のひとつとして掲げており、規制当局は市場の悪用と健全性を監視・介入するシステムを改善していくとしています。

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本日、こちらからは以上です。

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