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米モルガンスタンレー、ビットコインETFの取り扱いを許可か|米ブラックロック、ビットコインETFのマーケットメイカー名を公開

本日2024年4月8日(月)時点のビットコイン情報をお届けします。
13時頃のビットコイン価格は10,550,000円前後(時価総額:約207.56兆円)です。

昨日の同時刻帯と比べて10,000円高い水準です。
ビットコインは、日本時間8日午前10時過ぎにかけて69,800ドル付近へと上昇しました。現時点では69,500ドル付近に落ち着いています。

本日の記事では、金融大手モルガンスタンレーとUBSが現物型ビットコインETFの取り扱いを許可するとの憶測や、米ブラックロックがビットコインETF「IBIT」の購入企業5社の社名を明らかにしたことに関する話題を取り上げたいと思います。

【1】米モルガンスタンレー、ビットコインETFの取り扱いを許可か

仮想通貨評論家のアンドリュー氏は3日、金融大手「モルガンスタンレー」と「UBS」が、現物型ビットコインETFの取り扱いを許可するとの見通しを示しました。

アンドリュー氏のX(旧Twitter)アカウントによると、同氏はモルガンスタンレーの内部メモを引用し、同行が「ビットコインETFへの取り組みを発表するも知れない」と述べ、社内でビットコインETF追加を積極的に話し合っていると言及しました。
UBSについても、現在のところ富裕層向けのプライベートウェルスマネジメント・サービスではビットコインETFを認可しており、これをまもなく全てのサービスで許可するのではないかとの予測を述べています。

また、この投稿にして、英ブルームバーグのETFアナリストを務めるエリック・バルチュナス氏も「確実な情報源から聞いたところによると、コンプライアンスのチキンゲームになっている。企業は、他の企業が先に動いて条件を整えるのを待っている」とコメントしており、両社はどちらが先にビットコインETFを完全に認可するかで競争している。ある企業が規制及び運用上の道を切り開けば、他の企業も一斉に追随するだろうとの見方を示しています。

一方で、米国の他の主要銀行のいくつかはETF承認後もビットコインに対して懐疑的な見方を維持しており、米金融大手「ゴールドマン・サックス」の最高投資責任者シャーミン・モッサヴァール・ラフマニ氏は、「私たちはそれを投資資産クラスとは思わない」と語っています。

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【2】米ブラックロック、ビットコインETFのマーケットメイカー名を公開

米資産運用会社「ブラックロック」は、同社の現物型ビットコインETF「iシェアーズ・ビットコイントラスト」の購入企業5社の社名を明らかにしました。

新たに発表した企業は、米銀大手「Citi」と米投資銀行大手「ゴールドマン・サックス」、金融大手「UBS」、米電子取引大手「シタデル・セキュリティーズ」、証券金融業の「ABNアムロ・クリアリング」の5社となり、金融大手「JPモルガン」とETF専門マーケットメーカー「Jane Street」に加えてブラックロックのビットコインETF取引先(AP=指定参加者)となりました。

指定参加者とは、ETFの発行市場において運用会社との間でETFの設定・解約及びETF銘柄のマーケットメイクを行う企業を指します。

なお、これらの企業が指定参加者として承認された正確な時期については、明らかにしていません。
英ブルームバーグのETFアナリストを務めるエリック・バルチュナス氏は、仮想通貨業界に付きまとうスティグマ(悪い評判など)のため、これらの企業は数週間にわたり、ETFへの参加を公言せずにETFに流動性を提供していた可能性があると指摘しています。しかし、ビットコインETFがデビューするなり大ヒットしたことを受けて、「今は名前を公開してもいいタイミングになっただろう」と予想しています。

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本日、こちらからは以上です。

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